英語絵本を子どもに読み聞かせることで得られる効果とやり方(ステップ)
子どもにはグローバルに活躍できる人に育ってほしいと願う保護者の方は多いことと思います。とはいえ、英語教育と言っても何をしたら良いかわからないという方は、第一歩として英語絵本の読み聞かせに取り組んでみてはいかがでしょうか?
幼いころから英語に触れておくことには多くのメリットがあります。特に英語の絵本での読み聞かせは、ご家庭でも気軽に取り入れられるのでおすすめの方法です。この記事では、英語絵本の読み聞かせで得られる効果や、楽しく学ぶためのやり方について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
英語絵本を読み聞かせることで得られる効果
英語絵本の読み聞かせで子どもへの様々な効果が期待できます。期待できる具体的な効果を3つ紹介していきますので、確認してみましょう。
楽しんで英語に触れることができる
絵本の読み聞かせの得られる1つ目の効果は、楽しく英語に触れられるということです。「英語を学ぶ」というと「勉強」というイメージを持ちがちですよね。英語が苦手という保護者の中には、学校の授業の経験から苦手と思っている方も多いのではないでしょうか。
英語の絵本の読み聞かせは、親子で一緒に楽しみながら英語に触れることができます。本格的な英語の勉強が始まる前に、子どもにとって英語を親しみのあるものにできますよ。
子どもと一緒に英語を学ぶことができる
英語の絵本の読み聞かせを通して、親も子どもと一緒に英語を学ぶことができます。日常生活で英語に触れる機会があるという人は少ないのではないでしょうか。最初は単語が中心の絵本でも、子どもの年齢や理解度が上がっていくことで徐々に英語の難易度が上がってきます。知らず知らずのうちに少しずつステップアップしていけるので、親も一緒に英語を習得できるようになるでしょう。
異文化への興味付けになる
絵本を通して海外の食文化や生活習慣といった異文化を知ることができます。例えば、同じ「家」を描いているものでも日本とはデザインがかなり違います。朝ごはんの様子が出てくる絵本であれば、一般的な日本のメニューとは違うものが並んでいる様子が描かれているでしょう。
普段の自分の知っている世界とは違う文化に触れることで、豊かな感性を育てることにも期待できます。なかなか日常で海外の生活に触れる機会を設けるのは難しいので、英語の絵本の読み聞かせは有効なのです。子どものグローバルな視点を身につけるきっかけになるでしょう。
英語絵本を読み聞かせる上でのステップ
英語の絵本の読み聞かせを継続して行うためのポイントを3つのステップで紹介していきます。子どもに英語の絵本を好きになってもらえる工夫を詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
①絵本を選ぶ・購入する
まず1つ目のステップは「絵本を選ぶ・購入する」ということです。英語の絵本を用意するときは子どもの興味関心が続きやすいものを選ぶのがポイントです。選び方のコツ3つを解説していきますので、確認してみましょう。
最初はできるだけ文章が少ないものを選択しましょう。あまり文字が多いと子どもに読み聞かせるために親のハードルが上がってしまいます。
ゆくゆくは文章量を多くしていくのも英語の学習という面では効果的ですが、まだ子どもが幼いうちは英語に触れる機会を増やすことが大切です。気軽に読めるくらいの短い英文で書かれたものの方が、ちょっとした時間に手に取りやすく結果的に親子の読書量を増やすことができるでしょう。親が実際に本を手に取ってみて、知っている単語が多そうなものを選ぶのもポイントですよ!
絵本を選ぶときは子どもが興味を持ちやすいものを探すようにしましょう。
実際に書店で手に取って選べるのであれば、子どもと一緒に選ぶことで家に帰ってからもけ興味を持ちやすくなります。インターネットなどで購入する場合には、子どもが興味を持ちやすいジャンルから選択すると良いでしょう。例えば、車が好きなら車が描かれているもの、動物が好きなら動物が登場するものがおすすめです。
英語の絵本にはポップな色彩のものや、仕掛けが豊富なものがたくさんあります。絵本の内容だけでなく、そういった工夫が多いものだと子どもも飽きずに英語の絵本に興味を持ち続けやすいでしょう。
特に年齢の低い2歳から3歳くらいの子どもであれば、物語自体を理解しながら楽しんで聞くというのは難しいことが多いです。子どもに英語の絵本そのものを「楽しい」「おもしろい」と思ってもらえることを重視して選んでみましょう。
②絵本を飾る
2つ目のステップは絵本の保管方法についてです。絵本は飾っておいておくのがおすすめです。具体的なポイントについて詳しく紹介していきますので、ぜひ取り入れてみてください。
子どもに興味を持ってほしい絵本は子どもの目に付きやすいところに飾っておくのが効果的です。
絵本が手に入ったら早速飾ってみましょう!背表紙ではなく絵本の表が見えるように配置しておけると、子どもの目に留まりやすくなります。また、日本語の絵本と英語の絵本はごちゃまぜにして「絵本」という一括りで置いておくのがおすすめです。
あまり「英語の絵本」として親が意識しすぎてしまうと、なじみのある日本語の絵本に手が伸びやすくなってしまいます。あくまで他の絵本と同列のものとして家の中に置き、日本語の絵本と同じように読み聞かせるようにしましょう。
③絵本を読み聞かせる
最後のステップはいよいよ「絵本の読み聞かせ」です。ただ英語を聞かせるのではなく、絵本を通して子どもとのコミュニケーションをしっかりとっていきましょう。ここからは、具体的な4つのポイントについて解説していきます。すぐに取り入れられることばかりですので、ぜひ実践してみてくださいね。
英語の絵本は親も楽しんで読み聞かせることが大切です。読んでくれる保護者自身が楽しそうにしていれば、その気持ちは子どもにもしっかり伝わります。
「発音が苦手…」「英語なんて普段話さないしちょっと恥ずかしい…」などいろいろな思いがあるかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です!英語を使っている国は数多くありますが、実はそれぞれ国独自のなまりがあります。
例えばアメリカ英語とイギリス英語では発音が違うというのは有名な話ですよね。他にも英語を母国語としていないフィリピンではフィリピン特有のなまりがありますが、しっかり英語を第二言語として使っています。日本には日本のなまりがあって当然なので、気にしすぎる必要はありません。「英語を話すことは特別なことではない」という印象を子どもが持てるように、ぜひ堂々と読んであげてください。
英語の絵本では読み聞かせをしていても、初めての言葉ばかりなので子どもに意味が伝わっていないことが多くあります。
読み上げている内容とリンクする絵を指差しながら、絵本の内容が伝わりやすいようにサポートすることを心がけましょう。例えば「rabbit」など、出てきた単語だけを読み上げて絵を指してあげるのも効果的です。日本語を覚え始めたときのように、耳で英語を聞いて言葉の意味を理解できるようになります。また、徐々に英語に慣れてきたら読み上げている英文を指で追っていくのも良いでしょう。耳で聞いている英語の音と、目で見ている英文の文字の関係に気付きやすくなりますよ。
子どもに英語の絵本を読み聞かせるときは、内容に合わせて抑揚やジェスチャーを交えることも大切です。
例えば「Oh!」などの感嘆詞ではおおげさなほど強めてリアクションを加えると、子どもに言葉のイメージが伝わりやすくなります。特に読み聞かせを始めた頃はまだ英語の言葉の意味が理解できていないので、内容をおもしろいと感じるのは難しいでしょう。ですが、オーバーリアクションで楽しく親が読んでいれば、その雰囲気がおもしろくて英語の絵本に魅力を感じるようになります。いつも以上に表現豊かに読み進めていきましょう。
英語絵本を子どもに読み聞かせるときは、子どもの理解度や集中力に合わせて進めていくように気をつけましょう。初めて聞く言葉に「これはなに?」と読み聞かせの途中で質問してきたり、見慣れない絵を見て「〇〇だ!」と話しかけたりすることもあるかもしれません。
英語の絵本に興味を持つきっかけにもなりますので、いったん読むのを止めて子どもの発言に寄り添ってあげてください。また、子どもが集中力が切れた様子が見えたら無理に読み聞かせを進めずに、思い切って中断しましょう。大切なのは子どもが英語に楽しんで触れるということです。無理強いはせずに子どものペースに合わせて読み聞かせてあげることが英語を楽しめるようになるコツです。
ここまでご紹介したとおり、英語の読み聞かせを行う上で、
等の行動を意識しておく必要があります。
しかし、家事・育児・仕事などもあるし、それにプラスして色々なことを追加していくのは大変、、、
分かった気がしてもポイントをおさえながら実際にするのは大変そう、、、
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幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
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