幼児・小学生の『好き』をグンと伸ばす!算数検定・かずかたち検定を受けるメリットと勉強法

あなたのお子様は何の遊びに夢中になりますか?

ブロックを使って何かを作るのに没頭したり、花の数をひたすら数えたり…

このような遊びに対しての感受性が敏感になる子どもは、もしかしたら算数の才能が開花するかもしれません。本記事では、算数検定・かずかたち検定を受けるメリットと勉強法について詳しく解説します。子どもの『好き』を伸ばし、潜在的な強みを引き出したいという保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

算数検定・かずかたち検定とは

算数検定・かずかたち検定は、正式には「実用数学技能検定」と呼ばれます。公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。

検定を受検するか悩まれている方のために、算数検定・かずかたち検定の概要について説明します。

算数検定・かずかたち検定の概要

算数検定 | かず・かたち検定の概要一覧

6級〜11級の階級からなる算数検定は、学校での学習がどの程度身についているかを力試しでき、算数の基礎固めに最適です。また、幼児を対象としたかずかたち検定は、お子様の日頃の観察力を試せるだけでなく、受検を通して学ぶ楽しさや正解する喜びを実感するチャンスです。

受検には、個人受検・提携会場受検・団体受検(学校や学習塾など)の3つの方法があります。受検方法の違いによって実施日や実施回数が異なるので、申し込みの際はよく確認しましょう。

<当日の持ち物について>

階級必須の持ち物
かずかたち検定鉛筆またはシャープペンシル(黒のHB・B・2B)、消しゴム
算数検定9級~11級鉛筆またはシャープペンシル(黒のHB・B・2B)、消しゴム受検証(写真貼付)、ものさし(定規)
算数検定6級~8級鉛筆またはシャープペンシル(黒のHB・B・2B)、消しゴム受検証(写真貼付)、ものさし(定規)、コンパス、分度器
算数検定・かずかたち検定に必要な持ち物

公益財団法人日本数学検定協会のHPでは、検定過去問題が確認できます。お子様と一緒に実際の問題を見ながら等級を決めるのもいいでしょう。

算数検定、かず・かたち検定は何歳から受験できる?

算数検定を受けるには、何歳でもどの級からでも受検が可能です。一度合格した級であっても、くり返し何度でも受検できます。

中には、4歳の年中児が11級(小学校1年レベル)を受検するご家庭もいるようです。問題に写る野菜を㋐~㋓の中から選んで書くという解答用紙の書き方や、受検時に回答を終えても40分間は静かに座っておくというテストの受け方を子どもに教えるのも、保護者にとっては試行錯誤する部分ともいえるでしょう。

かずかたち検定を受けるには?

かずかたち検定は、自宅で実施できる個人受検と団体受検で受けられます。団体受検の場合は、試験監督が問題文を読み、名前まで記入してくれます。シルバースターは5までの数の理解、ゴールドスターは10までの数の理解が必要です。

解答は数字で書くのではなく、〇で解答する場合がほとんどです。いざという時のために、消しゴムで消す練習をしておくと安心です。

つみきの数を数える空間認知の問題もあるので、日頃からつみきを遊びの中で、数を意識する遊びを取り入れると良いでしょう。

算数検定・かずかたち検定を受けるメリット

「算数検定やかずかたち検定なんて、まだ早いかな…」
「学校のテストもあるし、わざわざ検定を受けなくてもいい」

保護者の中には、こう思われる方もいるのではないでしょうか。ここでは、算数検定・かずかたち検定を受けるメリットについて解説します。算数検定・かずかたち検定を受けることで下記のようなメリットがあります。

・算数が得意になる
・論理的思考力の向上
・自己肯定感の向上

それぞれ詳しくみていきましょう。

算数が得意になる

「算数が得意になる」というメリットがあります。検定を通して算数が分かる楽しさや、今の自分の立ち位置が明確になるからです。検定後には、チャレンジしてよくできた問題や、理解が不十分な問題がひと目で分かる個別成績票が届きます。

公益財団法人日本数学検定協会HPから引用

今後の学習で重要となる内容のコメントが書いてあるので、「もっと勉強してできるようになりたい」という子どもの意欲を全面的にサポートしてくれるでしょう。

論理的思考力の向上

算数検定・かずかたち検定では、筋道を立ててあらゆる視点から問題を分析するという論理的思考力を高められます。算数における文章題は、式を立てる前に問題文の内容をイメージする必要があり、より深く考える力が育まれるからです。

「計算問題は好きだけど、文章題になると読み間違いが多い」というお子様の場合は、文章題を解くときに、1文読んだら絵に描いてみるように声かけしてみてください。論理的に考える力がグンと伸びてくるでしょう。

自己肯定感の向上

算数検定・かずかたち検定を受けると、子どもの自己肯定感の向上が期待できます。検定を受けるために勉強した時間や、問題が解ける楽しさというプロセスが、子どもにとっての大きな自信になるからです。

これからの子どもが自分らしく生きていくためには、自分の「強み」を見つける必要があります。算数の学習への取り組みがかたちとして評価される「合格証」は、きっと子どもが社会で生きていく力の基盤になるでしょう。

公益財団法人日本数学検定協会HPから引用

かずかたち検定のための学び方

「検定を経験したことのない子どもが、15問も問題を解けるのだろうか…」
「いすに座って問題を解けるのか心配」

初めての検定は、子ども以上に保護者の方が心配になりそうですね。ここでは初めての検定に向けて、学習の進め方や備え方についてご紹介します。

・つみき・ブロック・パズルで遊ぶ
・幼児向けのプリントを解く
・試験当日のシュミレーションを行う

毎日の遊びの延長として、そして子どもの「好き」を伸ばしてあげる最初のきっかけとして、かずかたち検定を親子で楽しく取り組めるような環境を整えてあげましょう。

つみき・ブロック・パズルで遊ぶ

バランスを取りながら積み重ねるつみきやブロック、形や絵を見て決まった場所に合わせるパズルは、自然と集中力を高めます。また、シンプルな形状のつみき・ブロックは、動物や乗り物に見立てやすく、発想力や想像力が育まれるのでおすすめです。

問題文の中には「大きい」「高い」「どちらが多い」などの表現が使われるので、遊びを通してものを表す表現を子どもに聞かせるといいでしょう。

幼児向けのプリントを解く

かずかたち検定の問題形式に慣れるためには、日頃から幼児向けのプリントを解く習慣をつけるといいでしょう。鉛筆を持って答えを書いてみるという体験を多くすると、検定での困りごとも少なくなります。

「毎日少しでも問題を解かなきゃ…」と保護者が一生懸命になる必要はありません。子どもが自分からプリントを解きたいと思う気持ちを育てるくらいの心持ちが、ちょうどいいでしょう。

試験当日のシミュレーションを行う

かずかたち検定を受ける前には、試験当日のシュミレーションを行いましょう。

「15問を全部解く前に、椅子から立ち上がって問題を解くのを諦めた…」
「分からない問題があると泣いてしまって、他の問題を解けなかった」

検定対策の勉強の時点で、上記のような状況が実際に起きることもあります。特に幼児には、分からない問題は後回しにして後で解くという考えの理解が難しい場合があります。

問題の答え方や解答用紙の書き方、分からない問題への対処法など、あらゆる場面を想定して親子一緒に取り組む必要があるでしょう。時間をかけて努力したことが『合格』に変わった瞬間、大きな喜びと成長が親子を包み込むはずです。

算数検定のための学び方

算数検定を受けるためには、下記の学び方がおすすめです。

・過去の問題を解く
・検定級相当の問題集に取り組む

小学校の算数レベル相当になると、問題集や過去問を解くのが最も効果的。自分の苦手な単元をより早く見つけて「できる」に変えていきましょう。

過去の問題を解く

過去の問題を解く

まずは過去の問題を解いて、検定の感覚を知りましょう。検定の解答用紙の書き方や、検定中の時間配分が体感できます。算数検定は、時間内に早く解き終わっても、途中退出はできません。見直しの時間を確保する、静かに時間まで座って待つという試験中の過ごし方も子どもと確認しておきましょう。

検定級相当の問題集に取り組む

算数検定の勉強法は、単元別に構成された要点整理の問題集がおすすめです。自分のペースで学習を進められます。文章題が苦手な方のために、文章題を学習するための問題集もあります。問題集を選ぶ際には子どもが何につまずいているのか、子どもの悩みや学びたい気持ちをたくさん聞きましょう。

まとめ 算数の学びで「考える、気づく」を磨く 

算数検定・かずかたち検定のメリットと勉強法について説明しました。子どもがあらゆる視点で考え、自分で気づき答えを導き出すという姿勢は、算数の学びだけでなく、これからを生きるために必要な力になるでしょう。

子どもの「好き」に気づいたあなたは、算数検定・かずかたち検定を通して子どもの潜在的な強みを引き出し、子どもに自信と安心をつけさせてあげましょう。「勉強が好き」「もっと上を目指したい」と子ども自身から湧き上がってくる熱い想いを、ぜひ子どもと一緒に感じてみませんか。

幼児期から楽しんで算数に取り組ませたい!とお考えの保護者様へ

楽しんで「数」を好きになってるので、小学校に入ってこのまま「算数」を好きになってほしい!、、

学習として「算数」を取り入れてしまうと楽しむことが出来ずに子どもが算数を嫌いになるかもしれない、、
好きな分野だと思うから興味関心を無くさないように大切に育てていきたい!

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例えば、
「数字の〇と〇を足したらいくつになるでしょう?」
「りんごが〇つももが〇つあります。りんごはももよりいくつ多いでしょう」
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