【幼児期から】小学校受験のための勉強時間を確保する「屋外学習」という効率的学習方法のすすめ

小学校受験のために準備することは多く、たくさんの学びを幼児期の子どもにしてもらわなければいけません。タブレット学習や問題集など、家庭で励んでいる親は多いと思います。

家での勉強に手いっぱいで、外で遊ぶ時間なんか取れないという方もいるかもしれません。そんな場合、効率的な学習のためにも外学習がおすすめです。この記事では、幼児期に行う外学習のメリットや具体的な方法について解説します。家での勉強にストレスが大きいお子様や、家での勉強に行き詰まりを感じている家庭は、ぜひこの記事で外学習について考えてみてください。

目次

外遊びをきっかけに学習習慣をつけよう

外遊びをきっかけに学習習慣をつけよう

特に家の中で勉強することを窮屈に感じる場合や、外で遊ぶ方が好きというお子様には、外学習は勉強に集中できるきっかけになるかもしれません。

勉強は決して家の中でしかできないものではありません。家でしているのと同じタブレット教材や問題集を外に持ち出すだけで気分が変わって、子どもは途端にやる気を出すことがあります。気分が乗らずに外遊びを始めても、自然体験の中で学べることはたくさんあります。

もし子どもが外を気に入れば、外勉強を学習のサイクルに取り入れても良いでしょう。外学習が子どもの学習習慣を作ることにも役立ちます。

【幼児期から】屋外で勉強するメリット

屋外で勉強するメリットはたくさんあります。ここでは幼児期から外学習をするメリットについて具体的に解説します。「勉強=室内でするもの」と思っている人こそ、外学習のメリットについて知っておきましょう

【幼児期から】屋外で勉強するメリット

適度な雑音がある

無音状態よりも適度な雑音がある状態の方が、勉強の効率が良いという研究があります。大人でも受験勉強などのときに、図書館や自習室よりもファミレスやカフェの方が勉強がはかどった経験を持つ人は少なくないでしょう。

ポイントになるのは適度な雑音という点です。

あまりにもうるさ過ぎる場所では、勉強に集中するどころではなくなってしまいます。一方で適度に人の声や音がする環境は、人の目がある状態かつ誰も自分に注目していない環境となり、勉強への集中力を上げてくれます。

玩具、テレビなどの誘惑がない

おもちゃやテレビといった誘惑がない点も、外で勉強をするときのメリットです。

家で勉強しているとどうしても、テレビやおもちゃが視界に入ってしまって、なかなか集中できないということはよく起こります。また、家の中で勉強をしていると「もう疲れた。テレビみたい」となることも多いでしょう。親としても勉強を頑張ったご褒美として「これだけやったからまあいいか」とテレビを見せたりすることもあると思います。

一方で外で勉強する場合、おもちゃやテレビといった選択肢がないので、勉強に集中しやすい環境だと言えます。公園で勉強する場合、もし勉強への集中がきれたら「勉強疲れた。遊んできていい?」となり、親も「いいよ、じゃあ遊んで(体を動かしてリフレッシュして)おいで」と言いやすい環境があるのも嬉しいポイントです。

休憩ついでに体を動かしてくれれば、頭も心もスッキリしてまた勉強に集中できるコンディションが整うのもメリットでしょう。ただし、外遊びが大好きな子にとって公園などの遊具は大きな誘惑になります。その場合、場所の選定はとても大事になってくるので、遊具があまりない公園など誘惑の少ない場所を探してみてください。

広いスペースがある

公園や河原などの外には、広がりのある世界があります。

そこで走り回ることで基礎体力がつきます。基礎体力は勉強をする上でも重要な力なので、ぜひ身につけておきたいですね。また、家の中でする勉強は視野が狭くなりがちです。タブレットやプリントに視線を集中するので、視界が限定されていきます。これが勉強への没頭なら良いですが、子どもの世界を広げるには、外に出ることも重要です。外に出ると視界が開けて、視野が広くなります。他者との関わりや、トライ&エラーを繰り返したりすることで子どもの世界はどんどん広がっていきます。

紙やタブレットの中は二次元ですが、外に出ると三次元、あるいはそれ以上の深みのある世界です。広い外での解放感のある学びも、ぜひ取り入れてみてください。

日光を浴びて集中力を高める

日光を浴びることは集中力と深く関係しています。

日中に十分日光を浴びると、睡眠ホルモンのメラトニンの生成が減少し、脳を活性させるセロトニンやテストステロンの分泌が活発になります。セロトニンやテストステロンは、ストレスの軽減や精神の安定などにも役立つホルモンです。セロトニンが分泌されることで、脳が活性化した状態が長く続き、集中力もUPします。

勉強のために家にこもってばかりだと、日光を浴びる機会が減ってしまいますよね。家の中で勉強をさせる時間も重要かもしれませんが、子どもに効率的に集中力を発揮してもらうためには、外に出る時間もとても重要です。

効率的にセロトニンを分泌させるためには午前中の早い時間に、日光浴をするのが良いとされています。さらに体を動かすこともセロトニンの分泌を促してくれるので、午前中は外に出て体を動かしながらの学びを促してあげるのがおすすめです。特に冬になると日照時間が短くなるので、意識的に外に出て日光を浴びる機会を作ってあげるとよいですよ。

遊び(野外教育)を交えた学びが可能

子どもの勉強は紙の上だけでなく、自然体験を通した学びも非常に重要です。

野外教育の例

・ダンゴムシは雨の日次の日にたくさん見つけられるな
・なぜかダンゴムシがたくさん見つかるブロック塀があった
・ダンゴムシって「右、左、右、左」って曲がるんだ

こうした発見に理由を紐づけてあげると、一気にそれは生きた知識になります。(例えば、ダンゴムシの硬い体は骨と同じでカルシウムでできるから、コンクリートのカルシウムを摂取してるなど)

体験して得た知識は、応用が効きやすく忘れにくいので、子どもの大きな財産になります。

タンポポの花は、同じ場所にシロツメクサやオオイヌノフグリが一緒に咲いています。図鑑の中でのタンポポの個の知識を知っていても、実際の自然の全体像を知らなければ、知識に広がりが生まれません。

また近年重要視されてきている非認知能力は、野外教育で身につく部分も大きいです。非認知能力は忍耐力、協調性、自制心、コミュニケーション能力などテストの点数では測れない力を指します。こうした能力は友達と遊んだり、人とのかかわりの中で身につくところが大きいです。思考や心も豊かに育ってもらうためにも、遊びを通した学びも取り入れてあげてください。

勉強している感がない

自分から「もっと勉強したい!」という子どもは少ないと思います。家の中でする勉強はやらされている感が強い子も多く、おそらく多くの子どもは「今自分は勉強頑張ってるんだ」と勉強をしている感を抱えながら机に向かっているでしょう。

「約束したから」「ママパパが言うから」と頑張ることはできるかもしれませんが、どうしても鬱々とした感情が溜まってしまうのも事実です。しかし外で勉強すると、そうした勉強している感覚が少し薄れる子も多いです。

「つらいかもしれないけどもうちょっと頑張れ」という気持ちも分かりますが、勉強自体が大きなストレスになっては効率的に勉強ができません。子どもがどうしても集中しきれていないと感じたら、「そんなにつらいなら場所を変えてみよう」と外に出てみるのも、ひとつの方法です。

勉強している感がなければ、学習習慣をつけやすい点もメリットです。毎日外に行く時間を決めて、「じゃあちょっと外行ってこようか(勉強してこようか)」と誘いやすく、子どもも前向きな気持ちで勉強に向かいやすくなります。

屋外で勉強する上でおすすめの教材

屋外で勉強する上でおすすめの教材

ここまで外学習のメリットについて紹介しました。集中力が続きにくく、誘惑にも負けやすい幼児期の子どもにとって、外学習はメリットが多いです。しかし、鉛筆やクレヨンをもって行くのも、子どもが望めば取り入れるべきですが、なるべく荷物は増やしたくない、、、という親の事情もあるでしょう。それでは実際に外学習をするとなったら、どんな教材を使うのがよいのでしょうか?具体的に解説します。

絵本

絵本を持って外に出るのもおすすめです。

子どもが「この絵本がいい!」と選んだら、ぜひそれを尊重してあげてください。もし親がチョイスするならば、自然や身近な生き物をテーマにしたものだと良いでしょう。図鑑だと重くて持ち歩くのに苦労するので、ポケット図鑑を持って行くのも良いです。

親は「なんでお花はこっち向いてるんだろうね?」「絵本と同じ、春の生き物を見つけられたね」と適切な発信をすると、さらに学びが深まります。自然体験の中で出会う知識は、場合によっては幼児期よりもっと上の年齢の知識に出会えることがあります。

自然体験を通した子どもの発見や興味はぜひ「幼児期の子どもにはまだ早い」と思わず、どんどん深めてあげましょう。子ども自身がハマれば「虫博士」のように、大人でも驚くくらいの知識を身につけることがあります。

タブレット教材

かさばらないタブレット教材は外学習におすすめです。

紙の問題集やプリントではきちんと広げられる平坦な場所を探す必要がありますが、タブレットなら膝の上に置きながらできるので場所を選びません。

動きのあるタブレット教材は子どもも夢中になりやすいですし、飽きたら目を休めるために自然に目を向けることもできます。幼児期の子どもが使えるタブレット教材もたくさんあるので、お子様に合ったものを選べるのも嬉しいポイントです。

幼児期の子どもを勉強に向かわせるのは、親も一苦労ですよね。

家の中での勉強に行き詰まったら、外に目を向けてみるのもひとつの選択肢です。

ここまでご紹介したとおり「屋外で勉強を促す」ためには

絵本
タブレット教材

等の親教材が必要です。

しかし、絵本を外で噴出したり汚してしまうのは嫌だし、
タブレット教材もいちいちネットにつなげなければいけないのは煩わしい、、

などのお悩みをかかえていませんか?

もっと手軽に、負担なく、「外学習」を実現してあげれたらなぁ、、、

と。

外学習との相性がぴったり。
さらに幼児期に学ぶ内容をまるっと学習できる。
そんな方法があったら試してみたくはありませんか?

・インターネット接続不要
・自由な学習スタイルで帰省先でもお出かけ先でも利用可能
・文字ハイライト表示で語彙が増える読み聞かせコンテンツを収録

などに加え、

・約700種類2,000枚以上収録されたフラッシュカード
・遊び感覚で集中しやすい
・集中力、やる気を育て、達成感と満足感を満たしてくれるツール

さらにママ・パパは幼児教育の知識やスキルも身に付けられる。

そんなツールが「天神」幼児タブレット版です。

今なら自宅にタブレットが届く無料体験も受付していますので、ぜひ試してみてください。

幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
「幼児教育はまだ早い」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします。

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