幼稚園入園前に子どもに身につけさせておきたい習慣7つ。親がしておくべき準備も合わせて紹介します
我が子の幼稚園入園が決まり、ほっとしたのもつかの間、慣れない入園準備に不安を感じてしまう保護者もいらっしゃるかもしれません。
「入園の準備は早い方がいい?」
「入園までに身の回りのことはどれだけできている必要がある?」
「周りのお友達が入園のためにしていることは?」
など、制服や保育用品の準備以外にも気になることはたくさんありますよね。本記事では、そんな入園前の疑問を解決するため、入園前に必要な子どもの習慣について解説します。そのために必要な保護者の関わりについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
幼稚園入園の準備はいつから?
多くの幼稚園では12月〜2月の間に入園予定者対象の入園説明会が開かれます。その際、教育理念や園での過ごし方に加えて、準備物についても説明があるでしょう。園によって、指定の物があったり、手作りしないといけないものがあったりと様々なため、入園説明会で指示を受けてからの準備を強くおすすめします。
基本的には入園日までに準備をしておくことで問題はありませんが、園によっては入園前登園日が予定されている場合もありますので、いつまでに何が必要かも確認しておきましょう。準備の際、地域によっては入園に必要なものが売り切れてしまう可能性もあるので注意が必要です。また、ネット購入する場合も配送トラブルや返品・交換時期を考えて早めの購入を心掛けましょう。
幼稚園入園までのスケジュールの確認
一般的な入園までのスケジュールは以下になります。園によって入園までの時期や行事は異なりますので、より正確なスケジュールは入園予定の園へご確認ください。
4~9月 | 新入園児説明会・見学会 |
10月 | 願書配布 |
11月 | 願書提出面接合格発表 |
12~2月 | 入園前説明会制服採寸・用品購入 |
3月 | 入園前登園日 |
翌年度4月 | 入園式 |
入園までのスケジュールを整理しておくことは、スムーズな入園準備のために必要不可欠です。準備物を予めリストアップし、心にゆとりをもって進めましょう。 また、幼稚園に入園した時のシュミレーションをしておくと入園後、お子さんが幼稚園に慣れるのがスムーズになります。子どもと一緒に幼稚園の道を歩いてみたり、通園バスに乗る予定があれば何度もバスを見せるようにして「あのバスに乗って、幼稚園に行くんだ」と、実際の通園のイメージを持ってもらったりすることで登園日からスムーズにバスに乗ることが出来るでしょう。
幼稚園入園に向けて準備しておくべき習慣
入園に向けて必要なのは、物品だけではありません。子どもの生活習慣や気持ちも入園に向けて準備する必要があります。特に幼児期の生活習慣の重要性については、文部科学省が刊行する幼稚園教育要領にも以下のように記載されています。
(5)基本的な生活習慣の形成に当たっては,家庭での生活経験に配慮し,幼児の自立心を育て,幼児が他の幼児とかかわりながら主体的な活動を展開する中で,生活に必要な習慣を身に付けるようにすること。
幼稚園教育要領 第2章ねらい及び内容 健康 3内容の取扱い
上記は幼稚園が目指すべき表記内容になっていますが、子どもの生活習慣の形成に、家庭での生活習慣も影響していることがわかります。子どもが健康かつ安全に幼稚園生活を送れるよう、家庭での生活習慣を1度見直してみましょう。ただ、何が正解なのか、どこまでできていれば良いのか心配される方も多いかと思われますので、次項からの「準備しておくべき習慣7つ」を参考に進めてみてください。
生活リズムを整える
幼稚園が始まることで、朝起きる時間が今までより早くなる家庭が多いのではないでしょうか。幼稚園ではお昼寝の時間がないので、日中眠たくなってしまうのを防ぐために早寝早起きを心掛ける必要があります。しかし、入園して急に寝る時間や起きる時間を早めるのは難しいことです。朝の登園準備も余裕を持ってできるよう、入園までに少しずつ朝型の生活リズムへと変えていきましょう。
また、入園前の段階でお昼寝をしている場合は徐々に時間を短くし、お子様任せのお昼寝ではなく時間を決めて起こすことが大切です。日中、体をしっかり動かして遊ぶのも規則正しい生活に効果的ですよ。
あいさつ・返事の練習
あいさつや、名前を呼ばれたときに返事ができるよう練習しておくことも、幼稚園生活をスムーズに始めるために必要です。「おはようございます」や「さようなら」以外にも、「ありがとうございます」や「ごめんなさい」など、自分の気持ちを伝える言葉が自然と言えるよう、普段から習慣付けておきましょう。
また家庭内で呼んでいるニックネームではなく、正式な名前で呼ばれたときに返事ができるようにしておくのも大切です。先生やお友達に名前を呼ばれた際しっかり反応できるよう、前もって耳を慣らしておきましょう。できたら姓と名のフルネームで理解できているのが理想です。
お着替え・くつの脱ぎ履きの練習
幼稚園生活1日目から必ず必要になるのが衣服や靴の着脱です。最初は難しいかもしれませんが、着慣れた服や靴から練習をはじめてみましょう。制服やスモックにボタンが付いている場合、大きめなボタンが付いているパジャマでの練習がおすすめです。1番上は手元が見えず難しいため、2番目や3番目のボタンから挑戦してみましょう。
実際に幼稚園の制服やスモック、靴が手元にある場合は、それらを使って練習するのも良いでしょう。慣れさせることができるのに加えて、わくわくした気持ちから進んで取り組んでくれるかもしれません。多少ボタンがずれていたり前後ろが反対になったりしていても、注意せずに頑張ったことを褒めましょう。子どもが自分でしようという気持ちを大切にすることが今後の意欲に繋がりますよ。
身支度の練習
幼稚園に入園すると、かばんに入っているものを自分でロッカーや指定の場所に準備する必要があります。そのため、家庭でも自分で身支度をする練習をしましょう。身支度をするときに幼稚園のものが全て揃う専用の収納棚などをつくっておくと、準備や片付けもスムーズに行うことができます。また、お仕度ボードを使って、準備するものを見える化するのもおすすめです。
最初は準備に時間がかかってしまうかもしれませんが、子どものペースに寄り添い進めましょう。自分でできたという達成感から自立心を育んでくれますよ。
規則正しい食事をする練習
家庭とは違い、幼稚園という集団生活の中で給食やお弁当を食べるときには基本的な食事のマナーが必須です。しかし、マナーと言っても特別難しいことは必要ありません。先生やお友達と楽しく食事をするために必要な最低限のルール3つを記載しますので、改めて家庭で見直し、習慣づけておきましょう。
食事中のマナー以外にも、コップやカトラリーなど食事をする道具に慣れておくことも大切です。実際に使うお箸やスプーンのセットを袋から取り出すところから練習しておきましょう。お弁当がある幼稚園の場合は、お弁当箱の使い方を学ぶために、3食のうちどれかをお弁当箱に詰めて練習するのもおすすめです。
ひとりでトイレをする練習
子どもの幼稚園生活の中で保護者が1番心配になるのがトイレではないでしょうか。トイレトレーニングが終わっていなかったり、終わったばかりだったりすると、ひと際心配ですね。ただ、幼稚園では大体決まった時間に先生が子ども全員をトイレに連れて行ってくれます。そのため過剰に不安にならず、子どものペースに合わせながら最終的に補助なしでトイレができるように練習しましょう。「トイレにいきたい」と意思表示ができるようにしておくことも重要です。
また、幼稚園によっては洋式や和式といったトイレの形が家庭と違うかもしれないため、どちらも経験しておくことをおすすめします。トイレの邪魔にならないよう、パンツやズボンはきつすぎないようにしておくのも大切です。
母子分離の練習
いざ登園となったときに、不安なくお父さんやお母さんと離れて幼稚園生活が送れるよう母子分離の練習をすることも大切な準備です。特に今まで集団生活の経験がないお子様の場合は、入園までに親以外の大人や同年齢の子どもと接する機会をつくることをおすすめします。幼稚園が設けている未就園児対象のプレ保育に参加するのも良いですし、「急に何時間も離れるのは…」とお考えの場合は、行き慣れた公園や地域の子育てセンターで少し距離を取ってみるのも良いでしょう。
離れる際は、事前に「あそこの椅子に座って見ているからね。」など、場所と離れる旨を明確に伝えます。子どもが「離れても大丈夫」と思えるよう、安心できる声掛けやタイミングを計ることがポイントです。徐々に離れる時間や距離を長くするなど段階的に進めることで、親から離れることに抵抗を感じなくなるようになりますよ。
親がしておくべき入園準備
一言に入園と言いますが、子どもにとって今まで家庭の中だけだった小さな世界が、先生やお友達がいる幼稚園という大きな世界へと広がることはとても大きな変化です。親はそんな子どもの気持ちに寄り添い、できる限り不安要素を取り除き、胸を張って入園できるよう準備しましょう。
よりスムーズな幼稚園生活を送るために必要な親がしておく3つの入園準備をご紹介します。
送迎ルートの確認
入園する前に、家から幼稚園までの送迎ルートを再度確認しておきましょう。できれば1度お子様と幼稚園へ行き、所要時間や危険な道の有無を把握しておくことをおすすめします。
また、通園バスを利用する場合はバス停までの道だけでなく、バスを待つ場所の安全性も確認が必要です。幼稚園バスは路線バスと違い、きちんと整備されたバス停はありません。そのため、待つ場所は危険でないか、注意するべきことは何かを考えておきましょう。緊急時のことを踏まえて、幼稚園までの送迎ルートを確認しておくのも大切です。
荷物が多い日や雨の日も想定して、安全な送迎ルートを事前に確かめておきましょう。
見守る・手伝うを意識する
幼稚園生活では基本的に、身の回りのことは自分でしなければいけません。そのような環境に子どもが戸惑ってしまわないよう、家庭でも子どもが主体となって動けるよう配慮が必要です。子どもが自信のあることからでかまいませんので、入園に向けて少しずつ1人でもできることを増やしておきましょう。
子どもの取り組みについ口や手を出してしまいそうになりますが、親はぐっと我慢し、挑戦する姿を見守ることが重要です。子どもが助けを求めたときには、そこまでの頑張りを褒め、優しく手伝ってあげてください。できなくても頑張ったことを認められることで、次も挑戦しようとする強い心が育まれますよ。
幼稚園に行きたい気持ちを高めてあげる
入園が決まったら、幼稚園に行くことが楽しみになるような声掛けをして、気持ちをどんどん高めてあげましょう。
子どもにとって幼稚園に入園することは、親から離れて、ただでさえ不安な新生活が始まるということです。
「そんなことをしたら幼稚園に行けないよ」「先生に怒られちゃうよ」など、不安を煽るような言葉は避けましょう。
「幼稚園には大きなすべり台があるよ、楽しみだね」「先生やお友達と幼稚園のごはん食べられるよ」など、子どもがわくわくするような励みになる話をして、不安な気持ちを取り除くことが大切です。
お父さんやお母さんの幼稚園の頃の楽しかったお話を聞かせてあげるのも良いでしょう。幼稚園を身近に感じられ、入園に対して前向きな気持ちになることができますよ。
まとめ
幼稚園の入園までに整えておきたい習慣について解説しました。
はじめての集団生活に保護者もお子様も心配事が絶えないかもしれません。しかし、お子様が少しでも幼稚園での生活を楽しめるよう、生活習慣を見直し、集団生活を意識した生活スタイルにシフトチェンジしてみてください。
本記事で紹介した習慣の中で、できていないことがあっても焦る必要はありません。まずは挑戦すること、そしてその頑張りを保護者が褒めてあげることが大切です。決して無理はせず、お子様のペースに合わせて取り組んでみてくださいね。
学習習慣も身につけておくと、子どもの自己肯定感を育てることも出来ます
幼稚園へ入園するにあたり、習慣づけに限らず、学習の面でも事前準備をしておくことで子どもの気持ちに余裕が生まれ、また、入園してスムーズにやることに取り組めると、自分に対しての自信がつき、チャレンジ精神が湧き、自己肯定感の形成につながります。
でも幼稚園入園するまでに何を教えればいいの?と悩まれていませんか?また、「幼少期から勉強漬けにしたくない!できれば本人の好きなことを伸ばしてあげたい!」とお考えの保護者様もいらっしゃると思います。
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入園前までは保護者様と一緒に楽しみながら言葉、数、英語などを学ぶための土台作り
お母さんお父さんのお膝にお子様を乗せるなどして、
お母さんお父さんが操作し、お子様へ語りかけながらすすめます。
「天神」が発する声を真似して語りかけ、お子様とコミュニケーションしながら進めます。
絵本を読み聞かせするように使用してください。
お子様が知らないものもたくさん出てきます。
もし、お子様が間違えても、それをきっかけにコミュニケーションしましょう。
「おしいね!」でも「こんなのもあるんだね」でも何でも良いです。
「間違えた!」と悲観せず親子で面白がることが学びに繋がります。
興味・関心のあるものが出てきたら、フリー学習も!
学習方法は「きょうのもくじ」だけではありません。自由に選んで学ぶ「フリー学習」も利用できます。
お子様が興味を示す分野が見つかれば、特に伸び盛りな分野ですのでドンドンさせてあげてください。
例えば成長とともに少しずつ問題が変化
同様に多種多様の内容を収録
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学習を進めると難しめの問題も増えてきます。
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上記は脳の発達状態を示したものです。脳は急激なスピードで発達します。
3歳までの重要性は、世界中で研究されており重要性が指摘されています。
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