【小学校受験】影の問題(形・向き・長さ)の問題例と解き方、実体験からコツを理解させよ

小学校受験のペーパーテストにおいて、影の問題が出題されることがあります。影には大きく分けて「形」の問題と、「向き」の問題があります。いずれも、受験に向けてしっかりと対策をしておきたい問題です。

今回は、そんな影についての問題例と解説、影の性質を理解するためのコツをご紹介していきます。

目次

「影の形」の問題例と解説

問題例①

それぞれ一致する影の形を選んで結ぶ問題です。イラストの模様に惑わされず、輪郭に注意を払うことができれば、比較的苦労することなく解けるはずです。

問題例②

左の影を見て、何の影が重なっているか、右から全て選ぶ問題です。

先程よりも難しく、重なるものが多くなるほど、難易度は上がっていきます。 解くには、影の特徴的な形に注目し、それに当てはまるものを右から選んでいきます。解き進めながら、選び終わったものについては注目する対象から外し、また別の特徴に注目し直すことが必要です。

「影の向き」の問題例と解説

問題例③

影の向きについての問題です。太陽の位置から、できる影の位置が正しいものを選びます。

立っている人を中心に考えたとき、影はいつも太陽と反対側にできます。また、太陽から人に向かって直線を引くとその先に影ができる、ということから答えを見つけることもできます。

影を「意識的に見る」という経験を通して、影についての知識を感覚的に掴みましょう。

影の問題を理解させるコツ

影の問題に限ったことではありませんが、自分で見たり、聞いたり、やってみたりしたことは、記憶に残りやすいと言われています。ここからは、どのような経験を通して影について学べるか、いくつか例をご紹介していきます

懐中電灯やスマホのライトを使った体感実験

部屋を暗くして、懐中電灯やスマホのライトを使って色々なものを照らす実験をしてみましょう。本やリモコンなど、何でも構いません。色々なものをあらゆる角度から照らしてみることで、物体を中心に、影はいつも光源と反対側にできることや、照らす位置によって影が伸びたり縮んだりすることなどがわかります。遊びながら様々な影を観察してみましょう。

影絵遊び

上の実験の延長として、影絵遊びをしてみましょう。 まずはライトの前で片手を動かして影の変化を見てみたり、両手を組み合わせて色々な形をつくってみたりして遊んでみましょう。また、お子様と保護者の方の手や、文房具などの道具を組み合わせてひとつの影絵を完成させてみるのも楽しいです。

複数の手や道具を使って遊ぶことで、複数のものが重なったときに影がどのようになるかを、自らの経験として学ぶことができます。

散歩

晴れた日に外に散歩に出てみるのもいいでしょう。

自分の影だけでなく、木の影や建物の影なども観察してみてください。また、時間帯によって、できる影の向きや長さが変わることにも注目してみましょう。

どの影も同じ向きに伸びていることや、太陽が高い位置にある昼は影は短く、太陽が低い位置にある朝や夕方は影は長くなることなど、子どもにとって多くの発見があるはずです。

影踏み遊び

公園などの安全な場所で、友達や保護者と一緒に、影踏みで遊んでみましょう。

お互いの影を踏みあう遊びなので、自然と影を観察することになります。どんなに走っても影の向きが変わらないことや、木や倉庫の影に重なって隠れるにはどうしたらよいかということを、頭と体全体を使って経験し、学ぶことができます。

練習問題に慣れる

影について様々な経験を通して学んだあとは、練習問題を解いてみましょう。

実体験では空間の中で影の形や、光と物体と影の位置関係を見てきましたが、問題ではそれらが平面に描かれます。受験で出題されるような練習問題を解いて、慣れていきましょう。

まとめ

小学校受験における影に関する問題例と、影の性質を理解するコツをご紹介してきました。

実際に体を動かしながら、意識的に影を観察することが、影を理解する第一歩です。お子様と一緒に楽しみながら、学習してみましょう。その上で、問題を解く練習も欠かせません。自信を持って受験に臨めるよう、今のうちから準備を始めましょう。

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