【幼児のためのおすすめ習い事ガイド】習い事を始めるメリットと注意点を紹介
近年、幼児期の小さいうちから習い事を始める家庭が増えていることで、「うちも始めた方がいいのかな」と思われる保護者も多いのではないでしょうか。しかし実際に始めてみようとすると、幅広いジャンルやその数に戸惑い、我が子に合ったものはどれなのか判断が難しくなってしまうかもしれません。
本記事ではそんな幼児期の習い事に着目し、一般的な開始時期や幼児期に習うことのメリット、習い事を選ぶときの注意点についても解説します。おすすめの習い事や、その特色についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
幼児の習い事は何歳から始める?
習い事を始める年齢は3歳頃から始める家庭が多いようです。下記調査結果によると、「一番初めの習い事は何歳から始めましたか?」という質問に対し、下記のようなアンケート結果となりました。
グラフを見ると、3歳が23.5%と最も多く、続いて0歳と2歳が20.6%という結果になっています。3歳までに習い事を始めた家庭は全体の7割以上にのぼり、5人に1人は0歳から習い事を始めていることがわかります。最近は、0〜2歳の低年齢から始められる習い事の種類も増えているため、早いうちから習い事を始める家庭が多くなっているのかもしれません。
幼児期から習い事を始めるメリット
「習い事はもう少し大きくなってから…」とお考えの保護者もいらっしゃるかもしれません。しかし幼児期から習い事を始めることで、様々な効果が期待できます。ここからは低年齢から習い事を始める3つのメリットについて解説します。
好奇心を育むことができる
子ども自身が習い事に興味を持ち夢中になることで、好奇心を養うことができます。習い事を通して普段の生活ではできないような経験をすることが刺激となり、子どもの学習意欲を掻き立ててくれるでしょう。育まれた知的好奇心は、何事にも前向きに取り組める人格の形成に役立ってくれますよ。
ナナメの関係をつくることができる
習い事は子どもの社会を広げ、ナナメの関係をつくるきっかけにもなります。ナナメの関係とは、親や教師(タテの関係)とも、友達(ヨコの関係)とも違う、子どもに対して第三者の存在である大人との関係のことです。このナナメの関係をつくる必要性については、文部科学省も以下のように提言しています。
社会全体で子どもを育て守るためには、親でも教師でもない第三者と子どもとの新しい関係イコール「ナナメの関係」をつくることが大切である。地域社会と協同し、学校内外で子どもが多くの大人と接する機会を増やすことが重要である。
学校は、地域の人材を活用して「ナナメの関係」をつくろう! – 文部科学省 –
地域社会との希薄化が進む現代において、ナナメの関係にある大人の存在は親子にとって重要であり、子どものコミュニケーション能力を伸ばすきっかけにもなります。幼児期の早いうちからナナメの関係をつくることで、将来に向けてお子様の世界を広げておくことができますよ。
成功体験を積むことができる
習い事により課題や目標を達成していくことで、幼いうちから成功体験を積み重ねることができるのも、早期教育のメリットです。成功体験を積むことは、子どもが自分自身の価値を高め、自己肯定感を向上させます。ときには失敗も経験しながら挑戦し続けることで、より大きな達成感を得ることができ、自信へと繋がります。自信を持った子どもは、自分の力を信じて新しいことにチャレンジする強い心を持つことができるため、行動力に溢れた大人へと成長できるでしょう。
幼児からスタートできるおすすめの習い事
幼児期といっても成長段階は幅広く、各年齢に合った習い事がどんなものなのか判断が難しい場合が多いかと思います。ここからは幼児期の中でも0〜3歳の低年齢児と、3歳より大きな高年齢児に分けて、おすすめの習い事を具体的にご紹介します。各習い事に沿った子どもへの影響もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
0~3歳におすすめの習い事
0〜3歳の習い事は、親子で一緒に体験するものや、体を動かして楽しく進めていくものが多いのが特徴です。幼児期の中でも特に成長が著しいこの時期に、何かを学んだり経験したりすることは、脳に適切な刺激を与えることができます。保護者は、早すぎる教育に「子どもの力になっているのだろうか?」と心配になることもあるかもしれませんが、身につけたスキルは必ず子どもの力となり役立つときが来るでしょう。
そんな0〜3歳におすすめの習い事4種類をご紹介します。
幼児教室
幼児教室とは、様々な活動を通して知的能力や運動能力など、総合的に子どもの能力を伸ばすことができる習い事です。反対に、伸ばしたい能力がわからないといった場合にも、子どもの興味や関心があるものを見つけるのに役立ちます。
また、家庭ではできないような体験や具体物に触れることで知能の向上が期待できるため、将来的に小学校受験を目指そうと思われている家庭にもおすすめです。教室独自の教育カリキュラムがあるので、ご家庭の教育方針に合った教室を探してみてください。
英会話教室
小学校3年生以上における英語教育が必修となったことから、早期教育の中でも特に注目されているのが英語に関する習い事ではないでしょうか。
母国語である日本語の学びからわかるように、言語教育は「触れる・聴く」ことから始まります。そのため英会話教室を通して、幼児期から英語に触れ、英語独特の発音を聴いてリスニング力を養っておくことで、成長しても英語を聞き取れる力が備わりますよ。小学校での英語教育に苦手意識を持たせないよう、早いうちから英語に触れる機会をつくっておくことがおすすめです。
リトミック教室
リトミックとは音や音楽を通して子どもの自由な表現を養う教育です。ベビーリトミックではリズムを感じながら親子のスキンシップを育み、年齢を重ねるにつれて次第に音の大小や速度の違いなどリズムに合わせた動きを自分の体で表現することができるようになります。
リトミックを通して自由な表現を楽しむことで、音感はもちろん、想像力や創造性の習得に効果的があります。また、注意深く音楽を聞いて即座に反応することが求められるため、集中力や反射能力の向上も期待できますよ。
スイミング
習い事の中でも圧倒的にその人口数が多いスイミングは、「子どもに習わせて良かった習い事」の中でも上位になるほど人気があります。スイミングは全身運動のため基礎体力が飛躍的に向上し、病気に強い健康的な体をつくることができるのが最大の魅力です。また、水中での運動を通して全身の体力づくりができることから、他のスポーツに興味を持ったときに移りやすいのも人気の理由でしょう。
幼児期から始めることで水に対する苦手意識がなくなり、幼稚園や小学校での水泳の授業に抵抗なく取り組めるのも利点です。
3歳~おすすめの習い事
3歳以降になると、子どもが自分の興味あることをはっきりと伝えられるようになり、保護者は子どもの能力について考える機会も増えるでしょう。好奇心旺盛な気持ちが溢れているときこそ習い事を始めるのにぴったりの時期といえます。ただ、チャレンジする気持ちが大きく「あれもやってみたい、これもやってみたい!」と言われると、嬉しい反面悩みの種になるかもしれません。
続いて3歳以降におすすめの習い事を6つ紹介、解説しますので、お子様のやりたい気持ちに合ったものを検討してみてください。
音楽教室・楽器
お子様のリズム感を育みたいという方は、音楽や楽器に触れられる音楽教室に通ってみるのはいかがでしょうか。楽しみながら音楽に取り組めることから、ピアノなどの楽器に関する習い事を始める前段階にもおすすめです。耳の発達途中である幼児期に様々な音と出会うことで、音感を身につけることができますよ。
また、ピアノなどの楽器を使った習い事は音感を養うだけでなく、脳を活性化させるとともに空間認識力にも効果的です。楽器を奏でる際、楽譜を目で捉えたあと、瞬時に指先を動かし正確に鍵盤や弦を押さえなければいけません。この、鍵盤や弦の位置を把握しておく力こそが空間認識力です。空間認識力を鍛えることで、身体能力や創造力の向上が期待できます。
他にも、練習を積み重ねることで忍耐力がついたり、発表会など人前で披露することでこれ以上ない達成感を感じたりできるのも魅力の1つです。
体操教室
幼児期から体操を習うことで、体幹を養い、基礎体力も向上することから、怪我や病気をしにくい体づくりが叶います。体全体をバランス良く鍛えられるため、運動能力の発達も期待できるでしょう。
また、多くの体操教室では集団での行動が基本となるため、教室の中でのルールや順番を守る必要性を理解したり、挨拶などの礼儀作法を身に付けたりすることもできます。家庭ではあまり経験できないような、跳び箱や鉄棒などの体育教具に触れられるのも嬉しいポイントです。
サッカー
スイミングや体操教室に並んで、サッカーも幼児期に始めやすい習い事の1つです。幼児向けのサッカースクールでは、技術面よりも体力づくりを目的としているところが多く、楽しみながらボールに触れ合えるよう工夫されています。団体競技ということから友達との連携を図り、協調性を養うことができるのがサッカーを習う最大のメリットと言えるでしょう。また、年齢が進むにつれて、判断力や戦略性が要求されるため、考える力を育むこともできますよ。
ダンス
小中学校で授業が導入されたことから、近年人気が高まっているのがダンスの習い事です。ダンスは全身を使った有酸素運動であるため、基礎体力や筋力の向上を促します。リズム感や表現力を養うことはもちろん、チームで1つのものを作り出すという観点から協調性やコミュニケーション能力の発育も期待できますよ。
ただし、一言にダンスと言っても幅広いジャンルがあるため、お子様の興味に寄り添い判断することが大切です。
プログラミング
プログラミングも、小学校での必修化をきっかけに注目されている習い事の1つです。プログラミングと言っても、プログラマーとしての専門的知識を学習するわけではありません。文部科学省が提示しているのは、プログラミング学習を通して論理的思考力を養うことを目的とした教育です。プログラミングの世界では曖昧な表現が許されないため、自分の知り得る情報を繋ぎ合わせ、順序立てて示すことが重要となります。それこそが論理的思考です。またその能力を高めることで、将来的に問題解決力や分析力などのビジネススキルへと繋げることができるとも言われています。
プログラミング学習は、ゲームの要素を取り入れたり、ロボットを使ったりと、教室によって様々です。お子様が楽しんで取り組める教室を探してみてくださいね。
そろばん
習い事の中でも、長年にわたり根強い人気があるのがそろばんです。計算力を養うことはもちろん、小さな珠を指先ではじくことで脳を活性化させる利点もあります。小学生から始めるイメージが強いそろばんですが、最近では3,4歳から始められる教室もあり、幼児期のうちから数字に触れさせたいという方や集中力を養いたいという方におすすめです。正確さやスピードを重視することから、学習の基盤となる情報処理能力の向上も期待できますよ。
幼児期に習い事をする上で注意するポイント
メリットがたくさん詰まった幼児期の習い事ですが、一歩間違えれば子どもの能力を伸ばすどころか可能性を狭めてしまうかもしれないため注意が必要です。
ここからは習い事を選び進める上で、注意するべきポイント3つをご紹介します。
習い事の雰囲気を確認する
保育園や幼稚園と同様に、習い事もジャンルや教室によって雰囲気が全く違います。せっかく入会しても子どもに合わない環境では意味がありません。そのため入会前には教室を見学し、講師を含めた周りの雰囲気や環境をしっかりと確認しましょう。できれば見学だけでなく、実際に子どもに習い事を体験させ、その様子を観察することを強くおすすめします。
子どもの気持ちを最優先する
習い事を選ぶ際、どうしても「これをやってほしい」など、親の意見を優先してしまいがちです。しかし実際に習うのは子どもであるため、親の願望を押し付けたところで興味のないことに向上心は生まれません。親は子どもの気持ちを優先し、子どもが主体的に活動できるよう背中を押す側に回りましょう。
家庭の負担にならないようにする
まず、幼児期の習い事に親の送迎は必要不可欠であるため、自宅や子どもの通う保育園や幼稚園から見た距離を把握しておきましょう。習い事によっては送迎だけでなく付き添いが必要だったり、当番制度があったりします。親の負担を増やさないためにも、事前に確認し、無理のないスケジュール管理が必要です。
次に費用面ですが、習い事には月々の月謝だけではなく、年会費や事務手数料がかかるのが一般的です。そしてそれとは別に、ユニフォーム代や発表会参加費などの普段見えない出費が発生する場合もあるため、年間を通してどれだけの費用が必要か確認しておくことをおすすめします。
まとめ
幼児期に習い事を始めるメリットと、注意点をご紹介しました。
子どもが興味を持ち、楽しんで取り組める習い事は、才能を開花させると同時に自己肯定感などの自信に繋がります。子どもにとっても親にとっても無理なく続けられるよう、子どもの意見を尊重し、家庭環境に合った習い事を選んでみてください。
幼児教室に通いながらの習い事だと時間が足りない、、、とお悩みの方へ
小学校に入る際に最低限勉強につまずかないように幼児教室に通わせてるけど、追加で習い事をさせることで時間が減ってしまう、、とお悩みの保護者様。習い事も大事ですが、幼少期に親子のコミュニケーションに充てる時間はとても大切です。
では「コミュニケーションを取りながら学習もできる」教育ツールがあったら、習い事に割く時間も作ることが出来ませんか?
1歳~3歳くらいまでは慣れるためにお母さん、お父さんのお膝にお子様を乗せるなどして、
お母さんお父さんが操作し、お子様へ語りかけながらすすめてください。
「天神」が発する声を真似して語りかけ、お子様とコミュニケーションしながら進めます。
絵本を読み聞かせするように使用してください。
お子様が知らないものもたくさん出てきます。
もし、お子様が間違えても、それをきっかけにコミュニケーションしましょう。
「おしいね!」でも「こんなのもあるんだね」でも何でも良いです。
「間違えた!」と悲観せず親子で面白がることが学びに繋がります。
カリキュラムに沿った学習からスタート!興味関心が出てきたらフリー学習も
お子様の学習状況からカリキュラムを自動調整するので、カリキュラムを考える時間は必要ありません。しかし学習方法は「きょうのもくじ」だけではありません。自由に選んで学ぶ「フリー学習」も利用できます。お子様が興味を示す分野が見つかれば、特に伸び盛りな分野ですのでドンドンさせてあげてください。
成長とともに少しずつ問題が変化
など、10,000問超の問題数を収録
学習を進めると難しめの問題も増えてきます。
カリキュラムをお母さんお父さんが細かく管理する必要はなく、「天神」に完全におまかせでOKです。
※「天神」は年齢別に分割はされていません。
現在、天神では無料体験を実施しています。
下記ボタンから、ぜひ無料の資料請求と体験申込をしてみてください。