【カタカナの覚え方がわからない】読み・書き別の覚え方を解説します

子どもに文字を教える際、ひらがなはスムーズに覚えられても、カタカナになると苦戦するというケースは珍しくありません。

「カタカナになると急に学習の進みが悪くなった」
「うちの子はカタカナが苦手かもしれない」

と悩む保護者の方もいるのではないでしょうか。この記事では、カタカナが覚えにくい理由やカタカナの読み書きを覚える方法について詳しく解説していきます。お子様が楽しく学習できるアイディアをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

カタカナの読み書きはいつから始める?

カタカナの読み書きはいつから始める?

カタカナの読み書きを始める年齢に決まりはありません。お子様が文字に興味を持った年齢が最適なタイミングです。

とはいえ、お子様が就学を控える時期になって文字に興味が出てこないと心配になる方もいるでしょう。ここではカタカナの学習をはじめるきっかけとなるタイミングを2つ紹介します。

ひらがな→カタカナの順に覚える

小学校では、ひらがなの後にカタカナの学習に入るのが一般的です。まずはひらがなを習得しておくことでカタカナの学習に移行しやすくなります。「ウ、カ、セ、ヘ・・・」などのひらがなと似ている文字を探すなど、ゲーム感覚で取り組むとより抵抗感なく学習を始められるでしょう。

カタカナに関するものに興味を示したタイミングで覚える

子どもがキャラクターや恐竜の名前などのカタカナ表記が多いジャンルを好む場合は、カタカナ習得に関して比較的興味を持ちやすいようです。「これはなんていう名前の恐竜?」と聞かれたときに「ス、ピ、ノ、サウルス・・・と書いてあるね」と指で文字を追いながら伝えるなど、子どもが文字の部分にも興味を持てるような関わりを心がけるとよいでしょう。

子どもがカタカナを覚えられない理由

カタカナはひらがなに比べ、覚えにくいとされています。画数も少なく一見覚えやすいようにも見えますが、なぜカタカナを覚えるのに時間のかかる子どもが多いのでしょうか。ここでは4つの理由を紹介します。

カタカナに興味を持てていない

カタカナを覚えられない理由として、単純にまだカタカナに興味を持っていない可能性が考えられます。

ひらがなの読み書きができるようになっている場合は、カタカナの言葉もひらがなで代用して書くことができます。読みについても幼児向けの読み物のなかにはカタカナにルビがふってあるものも多いです。そのため、カタカナを覚えていないことで困ることもなく、そもそも興味が湧きにくいという現状があります。

この場合は、まずカタカナに興味を持ってもらうために身の周りのカタカナ探しをするなど、親も一緒に楽しみながら取り組むとよいでしょう。

使用頻度が低い

使用頻度が低い

カタカナはものの名称や和製英語など、特定のタイミングでしか使用されません。

基本の文章はひらがな(と漢字)なので、そもそもカタカナに触れる機会が少ないということも、カタカナを覚えられない理由のひとつです。一度覚えたと思っても、使う機会が少ないため「忘れてしまう・定着しにくい」という実態もあります。

家庭内のカタカナで表記できるものに「テレビ」「ドア」などと書いた紙を貼るなど、日常生活の中でカタカナに気付くような仕掛けをするとカタカナを目にする機会が増えるでしょう。また、大きなメニューで表示されている飲食店の文字なども練習になるかもしれません。

形の似たものが多く判別しにくい

カタカナは記号的な形や似ている文字が多いため、子どもにとって判別しにくいことも理由にあげられます。

画数が少なく文字のバランスがとりにくかったり、似ている文字と混同して間違えてしまったりと、「うまくいかない」感覚に陥りやすく、達成感を得られにくいということも考えられます。

まずは「ア、マ」「ウ、ワ」など似ている文字を使って当てっこゲームをするなど、ゲーム感覚で取り掛かりやすい部分から取り組む工夫が必要になるでしょう。

ワーキングメモリが低い 

ワーキングメモリは、情報を一時的に保持しながら物事を処理していく脳のはたらきを指します。文字の学習には、その文字の形や音を短期記憶に保持しながら手を動かして書き起こすという能力が必要です。

前述のとおり、カタカナは判別しにくい文字が多く覚えにくいため、ワーキングメモリが低い場合、文字や音を効果的に処理できないという可能性があります。この場合はイラストと一緒に覚えたり、書き順をリズムにしたりといった、視覚・聴覚から働きかける方法が効果的とされています。

カタカナの読み方を覚える方法

カタカナはそもそも覚えにくい、出番も少ないとなると、どのように覚えていくのが効果的なのでしょうか。ここからは読み方の学習方法のコツについて紹介していきます。

好きなキャラクターから覚える

近年、キャラクター関連のドリルなどが増えており、好きなキャラクターでカタカナを覚える子どもが増えています。

好きなキャラクターであれば、取り組む意欲も持ちやすく、日常的に名前を目にする機会も多いため、カタカナを覚えるのにぴったりの学習方法といえるでしょう。子どもにとっては遊び感覚で学べるため、モチベーションも保ちやすいです。

好きな本(絵本・図鑑)から覚える

前項目で説明した恐竜の図鑑など、子どもが繰り返し読んでいる絵本や図鑑からカタカナの読みを覚える方法もあります。親が読み聞かせをしている場合は文章を指で追って読むなど、子どもがカタカナの部分に興味を持つようなきっかけを作るとよいでしょう。

絵本や図鑑を見ているだけなので「勉強」ではなく自然なかたちで学習ができます。

室内(壁やお風呂など)に貼ったカタカナ表から覚える

カタカナ表を子どもが見やすい位置に貼ることも、定番の学習方法のひとつです。

ひらがなと併記されている表もあるため、すでにひらがなを覚えている場合は自分で見比べながら読み方を覚える事ができます。とくにお風呂の壁などは、子どもが動き回らず、周囲に目を引くものがない場所であるため自然と表を見ることができるのでおすすめです。

カタカナの書き方を覚える方法

ある程度読みが定着してきたら、書き方に進みましょう。書き方の学習のコツをいくつか紹介します。ここで紹介するすべてを実行する必要はないので、お子様にあった方法を選択して取り組んでみてください。

1画の字から覚える

「ノ、フ、ヘ・・・」などの1画で書けるカタカナは、簡単に書けるため「できた」という感覚が生まれやすく、最初の学習におすすめです。

「「の」を途中で止めると「ノ」になるよ」など、子どもが「これでいいの?かんたん!」と感じるような声掛けをすることでモチベーションアップにつながります。

ひらがなに似ている字から覚える

ひらがなと似ている文字から書き方を始めることもおすすめの方法です。「カ、セ、ヤ、リ・・・」などは、ひらがなと同じような書き方なので、子どもにとっても「これならできそう」という安心感があります。

「やっぱりできた」「カタカナが書けた」という自信が次の学習への意欲につながるでしょう。

名前(子ども・親・祖父母など)から覚える

子どもにとって最も身近な「名前」からカタカナの書き方を覚える方法もあります。この場合、ひらがなで書かれた名前の横にカタカナで書き直すというやり方がわかりやすいでしょう。

ひらがなからカタカナの変換がスムーズになると、小学校でカタカナの学習が始まった際も苦手意識を持ちにくくなります。

通信教材を利用して覚える

通信教材を利用して覚える
天神幼児タブレット版

カタカナの書き方をマスターするためには、何度も書いて覚えることが大切です。

しかし「どのように教えたらよいのか」「子どもがなにを苦手としているか」など、親が自分で教えるには難しい部分も多くあります。

通信教材を利用すると、子どもが自分で取り組みやすい仕組みが用意されているだけではなく、親が知りたい子どものつまずきポイントも把握しやすいためおすすめです。

まとめ

この記事では、カタカナの覚えにくさの理由や、覚えるためのコツについて紹介しました。

カタカナの読み書きは、ひらがなと比べて覚えにくいと感じることが多いようです。親子で楽しく学ぶアイディアを取り入れたり、通信教育の力を借りたりしながら、少しずつ積み重ねていけば無理なくカタカナを学習できます。お子様の興味やペースに合わせて、楽しい学習環境を整えていきましょう。

子どもに、カタカナに興味をもって自ら学んでほしい、、、とお悩みの親御さま

記事内でもお伝えしましたが、カタカナを習得する時期は個人差があるものです。とは言え、カタカナに全く興味を示さないというのも不安になってしまいますよね。

楽しく教えていきたいのに、子ども自身に興味がなく、親としてもついつい声を荒げてしまう。子どもに対する教え方もいろいろ試行錯誤してみたけどうまくいかない…そんな悩みを抱えていませんか?

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言葉に触れ、読み、書きのなぞり書きまで!天神幼児タブレット版の特徴

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「覚える」「読む」を丁寧にサポート

フリー学習では行ごとに(おぼえよう)と(よもう)のコンテンツを収録。カタカナだけでなく、ひらがなもお選びいただけます。お子様の「好き」を活かし、0歳から6歳までの全範囲から「これがしたい!」と思う内容をいつでも学べるのが「天神」です。

読みが出来たらなぞり書きにチャレンジしてみよう!

1文字ごとになぞり書き練習をすることが出来ます。書き順に沿って番号がついているので、書くと同時に書き順を覚えることもできます。また、お手本ボタンを押せば書き順に沿って自動でなぞり書きされますので、小さなお子様でも真似をしやすくなっています。

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