【幼児でもOK】英検ジュニアにチャレンジする際のオススメの勉強法と試験を受ける際の注意点を紹介します
乳幼児期からの英語教育の必要性が示されているなか、英検ジュニアは子どもの英語能力を測るテストとして人気を集めています。英検の裾野が広がる一方で、
と疑問に思う方も増えているのではないでしょうか。この記事では、英検ジュニアの楽しい勉強法と受験時の注意点について、詳しくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
英検ジュニアとは
英検ジュニアは、日本の小学校の英語レベルに合わせた問題設定のリスニングテストです。
2015年に児童英検から英検ジュニア(英検Jr.)に名称が変わり、幼児期からの英語教育を大切にする保護者の間で、ますます注目されるようになりました。オールカラーのイラストで描かれたテスト問題が特徴で、幼児からでも楽しく英語力を測ることができます。
まずは英検ジュニアの目的や、何歳から受けるべきかなどを見ていきましょう。
英検ジュニアの目的
英検ジュニアは、1994年に開発された児童向けのリスニングテストであり、英語能力の調査・研究を目的としています。
幼児から小学生を対象とし、合否の判定はありませんが、英語学習の目標設定やモチベーションの向上に役立ちます。リスニング問題がメインのテストなので、幼児などの英語初心者のお子さんでも気軽に受けられる試験となっているのが特徴です。
何歳から受けさせるべきか
小学生を対象としたテストではありますが、幼児に受験資格がないわけではありません。内容的には幼児でも十分に受験可能となっています。試験を受ける上での年齢制限はありませんが、おおむね以下のことに対応できれば受験できると考えてよいでしょう。
- 試験の間(30分~45分)、椅子に座っていられる
- 質問を聞いて選択肢を自分で選べる
- ペーパー版受験の場合は鉛筆で丸がかける
料金について
英検ジュニアの受験料は、ペーパー版とオンライン版どちらも同じ金額です。受験までの有効期限は3ヶ月で、以下のような料金となっています。
BRONZE | SILVER | GOLD |
2,500円 | 2,700円 | 2,900円 |
また、オンライン版ではラーニングという英語教材があります。ラーニングとテストを含めたフルパックプランの場合、以下のような料金になります。
有効期限 | BRONZE | SILVER | GOLD |
1ヶ月分 | 3,900円 | 4,100円 | 4,300円 |
3ヶ月分 | 5,400円 | 5,600円 | 5,800円 |
6ヶ月分 | 7,300円 | 7,500円 | 7,700円 |
※2024年5月現在の金額です。
英検ジュニアを受験するメリット
英検ジュニアは子どもに英語への興味を持ってもらうことや、楽しさを感じてもらうことを目指して作成されているだけあり、子どもが楽しく学べる工夫が散りばめられています。ここでは英検ジュニアを受験するメリットについて、4つのポイントに絞って紹介していきます。
ゲーム感覚で勉強できる
英検ジュニアは「英語を聞く」「イラストを見る」「選択肢の中から選ぶ」というのが主な解答方法です。そのため勉強というよりもゲーム感覚で受験することができます。
とくにオンライン版は、選択肢をクリックしていくだけなので、よりゲーム性が高く子どもの興味を引きやすいといえるでしょう。
合否判定が無い
試験というと、受験結果に応じて合格、不合格の判定が出されるのが一般的ですが、英検ジュニアには合否判定はありません。
これは子ども自身が「できた!」という気持ちをもって、次の学習への意欲をもってほしいというねらいがあるためです。そのため合否ではなく、結果は正答率で示されます。正答率が80%を超えると次のグレードに進めるため、さらに上を目指したいという子どもの気持ちを引き出します。
すぐに受験結果を確認できる
オンライン版で受験する場合の大きなメリットのひとつは、受験後すぐに結果を確認できることです。ゲームのようにその場で自分がどれくらいできたかがわかるため、喜びも大きなものになるでしょう。間違えた問題もその場ですぐに確認できるので、モチベーションを保ったまま復習することも可能です。
成績証明書が発行される
英検ジュニアを受験すると、ペーパー版、オンライン版を問わず、受験者の氏名入りの成績表と成績証明書が届きます。
なかでも成績証明書は賞状のような形式で書かれており、もらった子どもは自分の頑張りが目に見えてわかります。一緒に送付されるシールを貼ることで成績証明書が完成するようになっているため、幼児でも「できた!」という感覚がより強化される体験ができます。
英検ジュニアのレベル
次に、英検ジュニアの各グレードについて解説していきます。各グレードがどの程度の難易度なのか、どのような問題が出されるのか気になる方は参考にしてみてください。
ブロンズ(レベルと試験内容)
ブロンズ(BRONZ)は、英検ジュニアのなかでもっとも初心者向けのグレードです。小学校低学年を対象とした難易度で構成されていますが、イラストを見て答える問題のみなので、幼児でも受験できます。実際に英検ジュニアの公式では、英語習熟度の目安として「家庭で学習している未就学の児童」をあげています。
また、公式によるブロンズの到達目標は以下の2点です。
・英語の音やリズムに慣れ親しむ
3つのグレードと目安 | 英検Jr. | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
・初歩的なコミュニケーションに必要な語句や簡単な表現を聞き、理解する
シルバー(レベルと試験内容)
シルバー(SILVER)は、小学校中学年程度を対象としたグレードです。英語習熟度の目安としては、ブロンズの正答率が80%以上の児童や、週1回の塾などで1〜2年英語を学習した児童とされています。シルバーからはアルファベットや簡単な英単語について出題されますので、幼児の場合は文字の学習もしておく必要が出てきます。
公式によるシルバーの到達目標は以下の3点です。
・日常生活での身近な事柄に関する簡単な語句や表現を聞き、理解する。それに対して簡単に応答する
3つのグレードと目安 | 英検Jr. | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
・簡単な会話や文をいくつか聞き、その中にある情報を理解する
・文字と音声の結びつきに関心をもつ
ゴールド(レベルと試験内容)
ゴールド(GOLD)は、英検ジュニアのなかでもっとも難易度の高いグレードです。小学校高学年程度の英語活動を経験した児童を対象としています。英語習熟度の目安は、シルバーの正答率が80%以上の児童、週1回の塾などで2〜3年英語を学習した児童とされています。ゴールドでは、長めの文章や、ある程度のまとまった会話の聞き取りが必要になります。絵がない問題、音声のない問題なども出てくるため、より集中力と理解力が試されるといえるでしょう。
公式によるゴールドの到達目標は以下の3点です。
・日常生活での身近な事柄に関する語句や表現を聞き、理解する。また、それに対して質問したり応答したりする
3つのグレードと目安 | 英検Jr. | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
・まとまった会話や文章を聞いて、その中の情報を理解し、その場面状況を判断したり要旨を把握したりする
・身の回りの語句や簡単な短い文を読む
英検ジュニアの勉強方法
ここからは、英検ジュニアを受験するための勉強方法について紹介していきます。複数の勉強方法を紹介しますので、家庭環境やお子様にあった方法を選択してみてください。
ラーニングを利用する
ラーニングは、英検ジュニアの公式によるオンライン教材です。リスニングに特化した内容で「ドリル&ゲーム」での学習や、英検ジュニアと同じ形式で出題される「もぎテスト」などで楽しく学べます。学習もすべてオンラインで完結するため、英検ジュニア対策としては効率のよい手段といえるでしょう。
有効期限が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の3種類あり、フルパックプランを選択すると、有効期限内に1回、英検ジュニアを受験することができます。
サンプル問題を解いてみる
公式サイトでは、英検ジュニアのサンプル問題を見ることができます。サンプルとはいっても、実際に音声が流れイラストを選択するという本番と同様の流れになっているため、テストの形式に慣れるためにも一度は触れておきたいところです。
ブロンズからゴールドまで各グレードに分かれており、出題ジャンル別の内容も確認できます。苦手な問題の復習や出題傾向のチェックにも活用できるためおすすめです。
英単語を覚える
とくにブロンズやシルバーでは、色や食べ物、動物の名前、物の名前といった基本的な名詞、挨拶などの簡単な英語表現が出題されます。そのため、まずは英単語の学習が必要です。
家庭で音のなる英単語教材を用意したり、子ども向けの英会話動画などで楽しみながら学習していくとよいでしょう。
英会話スクールに通う
英会話スクールに通うことでリスニング力をつけることも、英検ジュニアの勉強方法のひとつです。
幼児向けのスクールでは基本的な英単語や会話から学べることが多く、英検ジュニアの対策になります。ネイティブの先生と会話のやりとりをしたり、アウトプットの機会もあるため、英検ジュニアを受験して終わりではなく、その後の英語力にもつながっていくのが英会話スクールのメリットです。
通信教材を利用する
英語が学べる通信教材を利用することも、英検ジュニア対策の有効な方法です。
英会話スクールと同様に、英検ジュニアだけでなく、小学校の授業や通常の英検にも役立ちます。さらに通信教材の場合は教室に通う必要がなく、自宅で完結するため家庭の事情に合わせた時間や場所で勉強できること、費用の面でも導入しやすい料金であることなども大きなメリットとなるでしょう。
同じ通信教育で英語以外の教科も学べる教材を利用すれば、小学校へ入学してからの勉強でつまづかないようになるだけでなく、学習習慣そのものが身につくためおすすめの方法といえます。
英検ジュニアの試験を受ける際に注意する事
最後に、英検ジュニアの試験を受ける際の注意点について解説します。
しっかりと英語を学んでも、適切に試験が受けられないと実力を発揮できずに終わってしまう可能性がありますので、お子様が万全な状態で受けられるようサポートしていきましょう。
模擬テストなどで問題の解き方を確認する
英検ジュニアの出題形式に慣れるために、サンプル問題や模擬テストを積極的に活用しましょう。
実際の試験と同じ形式の問題を解くことで、問題の出題傾向や時間配分を把握することができます。模擬テストを通じて解答スピードを上げ、解き方のコツを身につけることが重要です。公式のサンプル問題のページでは、各グレードの実際の制限時間などが記載されていますので確認しておくと安心です。
デジタルデバイスの使い方を確認しておく
個人で受験する場合の英検ジュニアはオンラインで実施されるため、試験で使用するデジタルデバイスの使い方に慣れておくことが大切です。パソコンやタブレットの操作方法、インターネット接続の確認、スピーカーからしっかり音声が聞こえるかなどを事前にチェックし、試験当日にトラブルが発生しないよう準備しましょう。
試験時間に沿った集中できる環境づくりを行う
試験を受ける際は、静かで集中できる環境を整えることが大切です。試験時間に合わせて家族に協力をお願いし、テレビやスマートフォンなどの雑音を避けられる場所を確保しましょう。また、机の上を整理し、必要な文房具やデバイスを準備しておくことで、スムーズに試験に取り組むことができます。
また、受験対策の勉強を自宅で行う場合は、試験当日にできるだけ近い環境で取り組みましょう。普段通りの環境で試験にのぞむことで過度な緊張を避けることが可能になります。
ここまでご紹介したとおり「英検ジュニア」で高い合格率を取りお子様に自信を持ってもらうためには
等の勉強法を紹介させていただきました。
しかし、子どもに取り組ませたくても本人がその気にならないと意味がありません、、
気持ちが移り変わりやすい幼児期の子どもに英語に興味を持たせるのはなかなか大変、、
などのお悩みをかかえていませんか?
もっと手軽に、負担なく、「英語への興味」をつけてあげたらなあ、、、
と。
幼児期に学ぶべき英語のコンテンツが盛りだくさん。
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子どもの興味は移りやすいものです。
「英語に興味を持った子どもの興味を継続させたい!」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします