子どもの主体性を育てる効果的な親の接し方と、選ぶべき習い事について

幼児期のお子様を持つ保護者様は、失敗を怖がって何事にもチャレンジできなかったり、周りの意見などに流されやすかったりする我が子のことを、「このままでも大丈夫なの?」「これもこの子の性格?」と心配になることがあるかもしれません。

親が作る環境しだいで、子どもの性格は変わっていきます。今回は、子どもの主体性を育むためには家庭でどういう取り組みを行うべきかを紹介します。合わせて、主体性を育てるのにおすすめの習い事も紹介していきます。

目次

子どもの主体性を育てるには

子どもの主体性を育てるには

子どもの主体性を育てるために、私たち親は子どもにどう接していくのが最適なのでしょうか。また、子どもの主体性を育てるのが、なぜ大切なのかも合わせてご説明します。

主体性を持つことが大切な理由

主体性は、予測不可能で想定外な出来事が起こるこれからの時代、必要になる性質です。その理由は、

  1. したいことや新しいことに臆せずチャレンジできる
  2. 自分で考えて行動にうつすことができる
  3. 自分の意見をしっかりと伝えられる
  4. 問題を解決しようと取り組める

といった能力が、主体性を持つことで育まれるからです。詳しくは下記の『主体性のある子どもの特徴』『子どもが主体性を持つメリット』で述べますが、これからの社会を生きていくためには、自分の人生は自分で切り開いていかなければなりません。

主体性のある子どもの特徴

主体性のある子どもの特徴

主体性のある子どもには、どういった特徴があるのか気になりますよね。こちらでは、主体性を獲得することで主に育まれる4つの事柄についてご紹介します。

自分のやりたいことをやる

周囲に流されることなく、自分のしたいことをやり遂げる力をつけることができるので、主体性のある子どもは、他者の意見に左右されることなく、自分が満足できるかどうかで物事を判断するという特徴があります。

失敗を気にせずに行動する

自分で考え、判断し、自分を信じて挑戦することができます。失敗しても前向きに捉えることができるため、失敗を恐れずに何度でもチャレンジするなどの特徴があります。

自分の言葉で自分の意見を伝える事ができる

自分の考えをしっかりと持っているため、人前でも自分の意見を臆せずに話すことができます。またもう一つの特徴として、自分の中に揺るぎない軸を持っているため、しっかりと自分の言葉で相手に伝えようと努力します。

コミュニケーション能力が高い

初対面の人にでも積極的に話しかけたり、自分をアピールしたりするコミュニケーションが得意です。多少意見がかみ合わなくて気まずくなっても、原因や対処法を自分で考え、自分の力で解決へと進んでいける力を持っています。

困難や課題を解決する力が育まれる

主体性を養うと、課題を乗り越えるための方法を生み出す力が身に付きます。過去の経験や知識を使って新しい解決策を提案することができます。また、自らリスクや責任を負う覚悟があるため、「この方法を試してみよう」と発言できる心の強さも育まれます。

ポジティブ思考である

主体性の強い子どもは、「失敗しても挽回する方法を考えればいい」と、前向きに考えることができます。トラブルや失敗に対し、解決策や打開策を自分で考える力を持っています。また、例え新しいことに挑戦するときでも、「チャレンジに失敗はつきもの!」と割り切って考えることができます。失敗時のリスクも考慮し、行動することができるのです。

家庭で出来る主体性を育てる方法

家庭で出来る主体性を育てる方法

ここまで読まれて、「子どもに主体性を身につけてほしい」「どうしたら身につくのだろう」と思われた方も多いのではないでしょうか。ここでは、保護者の皆様が、子どもの主体性を育てるためにどのような心持ちで子どもと接していく必要があるのか、お伝えしていきます。

答えを教えずに、子どもに考えさせる

子どもが「なんで?」「どうして?」と、お母さんやお父さんに尋ねてきたとき、すぐに答えていませんか?子どもが質問してきたことにすぐに答えてしまうと、子どもは「分からないことはお母さん(お父さん)に聞けば教えてもらえる」と学習し、子どもの主体性がなかなか育ちません。

質問されたら、親は「なんでだろうね?一緒に調べてみようか!」と、子どもが答えを導き出せるお手伝いをしてあげましょう。また、子ども自身に選ばせて決めさせることで、判断の練習にもなります。例えば、毎日着る服や読む絵本などを2種類くらいまで親が絞り、そこから子どもにどちらがいいか決めさせてあげるといいですね。慣れてきたら、「どれを着る?」「何を読もうか?」と選択肢の範囲を広げてみましょう。

子どもを干渉せずに見守る

主体性とは自分で考えて判断し、行動に反映させる能力のことです。そのため、親の意見や価値観を伝えすぎないようにすることが大切です。「水筒持った?」「宿題した?」「お風呂入ってね」というような過度な干渉は控え、見守る姿勢が大切です。過干渉でいると、子どもは「言われた通りにすればいい」と勘違いしてしまいます。しかし、子どもが困っているときには、そっとアドバイスをしてあげましょう。

子どもの失敗を叱らない

子どもが自分で考えて行動した結果、失敗してしまったとしても、否定的なことを言ったり、責めたり、叱ったりするのは絶対にやめましょう。失敗して落ち込んでいる子どもが前向きになり、再びチャレンジしたくなるような前向きな声かけをしてあげてください。

「次はどうしたら上手くいくかな?」など、解決策を一緒に考えてあげてもいいですね。重要なのは、子どもが失敗を受け入れ、「失敗しても大丈夫」と気持ちを切り替え、「また自分でしてみよう!」と思えることです。繰り返し経験を積むことで、主体性が伸びていきます。

子どもの個性を尊重する

個性とは、その人が持つ性格や性質、特徴を指します。子どもの個性を尊重することは、子どもの“好き”という気持ちを認めてあげることです。そして、好きなものや、好きな活動をより高められるようにサポートしてあげましょう。子どもの“好き”を活かし、興味のある物事に取り組ませることで自主性、集中力、やる気、学習効率、すべてを高めることができます。

子どものチャレンジを応援する

子どもの主体性を育てるには、“実体験”を積むことも欠かせません。子どものチャレンジしたい気持ちを大切にし、子どものしたいことはできる限りさせてあげ、行きたいところにはできる限り行かせてあげて多くの経験をさせてあげましょう。経験を積むことで子どもの将来の選択肢が広がるのはもちろん、主体性も育まれます。

主体性が育つおすすめの習い事

「家庭でサポートするには限界がある」「プロの方の力も借りたい」という方におすすめなのが、下記でご紹介する習い事です。習い事は、目標に向かって効果的に行動するプロセスが経験できます。また、習い事を通じて責任感や思考力、コミュニケーション能力が育まれ、主体性が引き出されていきます。子どもが興味を示したら、ぜひ習い事にチャレンジしてみてください。ここでは主体性が育まれる習い事をいくつか紹介します。

楽器

ピアノやバイオリンといった楽器を習うことは、子どもの感受性や想像力を豊かにしてくれます。楽器は奏者によって奏でる音色が違うため、「どうしたらこの音色が出せるのだろう」と試行錯誤する必要があります。そのため、自ずと挑戦と改善をくり返すようになり、この一連の行動が主体性を育ててくれます。

ダンス

ダンスは感情を表現する手段のため、ダンスを通じて自分の感情を認識できるようになり、心身のバランスを整える能力が養われます。また、グループで練習やパフォーマンスを行う場合、複数人とのコミュニケーションが必要になってきます。意見を出し合う場面もあるでしょう。ダンスを通じて体力がつくのはもちろん、集中力や注意力、コミュニケーション能力が培われ、主体性を育むことにつながります。

プログラミング

プログラミング学習では、子どもが自ら目標を決め、目標にいたるまでのプロセスを考えて実践していきます。課題を乗り越える中で、自発的に考える力が養われます。また、プログラミング学習中には、必ずといっていいほどバグ(=誤り)やエラーが起こります。バグやエラーの修正を繰り返し行うなかで、問題を解決する力も磨かれていきます。

スカウト(ボーイスカウト)

公益財団法人ボーイスカウト日本連盟によると、ボーイスカウトの教育理念は

『子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。』

ボーイスカウト日本連盟 (WEBページより引用)

とあります。自分で考えて活動するシーンも多くあり、主体性を育むにはおすすめの習い事です。

まとめ

主体性を持つことの大切さや主体性を育てるために家庭でできること、おすすめの習い事をご紹介してきました。主体性は、変化の激しいこれからの社会を生き抜いていくために必要な能力です。お子様とコミュニケーションをとりながら、のびのびと主体性を身につけられるよう、サポートしてあげましょう。

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