子どものタブレット学習は何歳から?幼児期からタブレット学習をする上でのメリットと注意点

タブレット 学習 幼児

タブレット端末の世帯保有率は2021年時点で39.4%となっており、今や多くの家庭でタブレット端末が利用されています。料理のレシピを調べたり、スケジュール管理をしたり、幼児期からの学習を取り入れる家庭も資金では増えてきました。音楽や動画を楽しんだりといろいろなことができるタブレット端末は、大変便利です。しかし、小さなお子様がいらっしゃるご家庭で気になるのが、

「子どもにタブレット端末を何歳から使わせてよいのだろうか?」
「幼児期から勉強にタブレット学習を取り入れても本当に大丈夫だろうか?」

という点ではないでしょうか。

現代社会においては生まれながらにして当然の様にタブレット端末が存在する生活に、教育上なにか悪影響があるのではないかと心配になるかもしれません。本記事では子どもがタブレット端末を使い始める年齢、使う際の注意点について取り上げます。トラブル回避策などもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

幼児にタブレットを使わせるのはまだ早い?

子どもが何歳からタブレットを使わせるべきなのか、内閣府が毎年実施している「⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査」では、低年齢層の子どものインターネット利用状況についても統計が示されています。その内容を見てみましょう。

低年齢層におけるインターネット利用率

同調査によれば、2022年度における通園・通学前(0〜6歳)のインターネット利用率は32.5%であり、そのうち37.3%が、自宅のパソコンやタブレットでのインターネット利用となっています。

ちなみに一番多い接続機器はテレビ(72.0%)で、パソコン・タブレットは第2位です。以下スマートフォン(32.0%)・ゲーム機(9.3%)となっています。低年齢層の子どもにおいては、スマートフォンよりもパソコン・タブレットの利用率が若干高いことがわかります。

幼児がタブレット端末を使う目的

幼児がタブレット端末を利用する目的については学習を目的とした幼児教育の一環ではなく、0~6歳の各年齢を通じて一番多く「動画視聴」(81.3%)が挙げられています。次いで多いのが「ゲームをする」(41.9%)となっています。このデータを見ると「デジタルデバイスは悪だ!」と考えられるかもしれませんが、小学校入学してから触れるデバイスの準備期間として、また、どうしても集中したい時などにあてがう母親のツールとして切っても切り離せないものと言えるでしょう。

小学生のタブレット利用について

小学生のタブレット利用について

タブレットを子どもに使わせることは、国の政策としても取り組まれています。

文科省が進めるGIGAスクール構想

GIGAスクール構想とは2019年にスタートした、全国の学校で「1人1台端末」と高速大容量の通信ネットワークを備えた環境を整備する政策です。GIGAスクール構想の実現により、児童・生徒一人一人の特性に応じ学習ツールやコンテンツが個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育を目指すことができます。

OECD加盟国との比較において、「日本では学校や宿題ではなく、主にチャットやゲームでデジタル機器やインターネットが使われている」という状況に文部科学省が危機感を覚えたことから、タブレットを子どもに使わせるGIGAスクール構想の取り組みが始まりました。

GIGAスクール構想におけるタブレット端末

GIGAスクール構想においては、「学習者用端末の標準仕様」が示されています。概ね「画面サイズ11〜13インチ」「タッチパネル対応」とされており、すなわちタブレット端末またはタブレット端末のように使用できるノートPCが該当します。文部科学省で推進している取り組みによって全国の学校に導入されている端末はタブレット型が中心となっています。

公立小学校での端末普及率は96%以上

GIGAスクール構想は新型コロナ感染症の問題も後押しする形となって、環境整備が急速に進みました。2021年3月時点で、公立小学校での端末利活用開始率は学校数ベースで96.1%に上っています。このうち84.2%が「全学年で利活用」となっており、低学年の内からタブレット端末を使った学習が行われていることがわかります。

子どもの健康とタブレット端末

子どもの健康とタブレット端末

学校でも家庭でもタブレット端末が活用されるようになった今、保護者としては子どもの健康について配慮したいと思われることでしょう。公益社団法人日本眼科医会では、医学的な観点から端末使用時の注意点を啓発しています。

目をしっかり休める必要がある

タブレットを子どもに使わせる上で最も懸念されるのは、近視の進行です。目を悪くしないために、タブレット端末を使う時は以下の点を守らせるようにしましょう。

  • 正しい姿勢で、目を画面から30cm以上離して見る
  • 30分に1回は20秒以上遠くを見て目を休める

画面へ集中することで起こりやすいドライアイにも、気を付ける必要があります。

屋外での遊びも必要

「ゲームばかりしていて外で遊ばない」という子どもに悩んでいる保護者は多いでしょう。医学的にも、屋外で過ごすことは近視の進行を抑えると言われています。また外でのびのびと体を動かすことによって、心身の健康な成長に欠かすことのできない経験や刺激を得ることができます。たとえタブレットを子どもに使わせる理由の目的が学習であったとしても、それだけではなく屋外でも十分に遊ばせるようにしましょう。

睡眠を大切に

夜遅くまで液晶画面を見ていると、睡眠の質が悪くなり睡眠不足になりがちです。夜更かしや睡眠不足が重なると集中力がなくなり、免疫力も低下します。就寝の一時間前以降は、タブレット端末を使わせないようにしましょう。

幼児の場合

先述の「⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査」によれば、小学校に上がる前の幼児において、インターネットによる睡眠不足など体調不良が発生する割合は年齢によって0.7〜3.6%です。

同割合は7〜9歳においては3.8〜8.2%と増えています。やはり幼児においては、保護者によるコントロールが小学生よりききやすい影響でしょう。実際にタブレットを使う際は「目の前で使わせている」という回答が、幼児では年齢によって66.1〜100%となっています。この割合は年齢と共に下がっていき、9歳では52.6%です。少なくとも幼児の場合は、保護者も一緒の時にタブレットを使わせるなどして、健康への影響が出ないように気を配りましょう。

ここまでご紹介したとおり「幼児期からのタブレット端末利用」は

親の管理下で使用する事
睡眠時間もしっかり確保する事
眼の健康を保つこと

上記のようなことを気に掛ける必要があります。

しかし、家事・育児・仕事などもある中し、タブレットを使わないで過ごすのは大変、、、 
せめて勉強的な要素で使ってほしい、、、

などのお悩みをかかえていませんか?

もっと手軽に、1歳の子どもにタブレット学習させることが出来たらなぁ、、、

と。

子どもの自己肯定感を育む要素が盛りだくさん。
さらに幼児期に学ぶ内容をまるっと学習できる。
そんな方法があったら試してみたくはありませんか?

・自主性や主体性を育てられる
・読み聞かせもできる
・遊び感覚で集中しやすい
・常に褒めてくれる仕組み

などに加え、

・フラッシュカードでの右脳育成
・ひらがな・カタカナ・英語の読み書き
・論理的思考力など非認知能力の育成

さらにママ・パパは幼児教育の知識やスキルも身に付けられる。

そんなツールが「天神」幼児タブレット版です。

今なら自宅にタブレットが届く無料体験も受付していますので、ぜひ試してみてください。

幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
「幼児教育はまだ早い」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします。

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