【子育てに疲れた】育児疲れに悩む母親が実践すべき方法と、夫婦間で話し合うべきこと。

乳幼児期の子どもは不意をつくような危険な行動を多くとる時期なので、保護者は常に緊張状態でお子様を見守る必要があります。そのため、いつも心が休まらないので「子育てに疲れた」「毎日が辛い」と感じ、悩んでしまう保護者も多いのではないでしょうか。

しかし、育児疲れは子育て期における危険信号のひとつ。したがって、育児期の大変な時期を把握したり、育児疲れを解消する方法などを学んだりして、子育てによる疲れをしっかりとケアする必要があります。ぜひ本記事を参考にして、育児疲れに関する基礎知識や解決策を学んでいきましょう。

目次

0~3歳は子育てで一番つらい時期

0歳〜3歳の時期の子育ては、子育て期の中で最もつらい時期といわれています。そういわれる理由は、年齢別にその理由を見てみましょう。

0歳の子育てにおけるつらさ

母親の心身が回復していない状況ではじまる授乳や育児は、肉体的な疲労を引き起こします。また、初めての子育ての場合はわからないことが多いので、不安になり精神的に辛くなることもあるでしょう。

1歳の子育てにおけるつらさ

好奇心が旺盛になり、目が離せない時期になります。危険なものを口に入れたり、危険とわからずに危ないことをしたり、育児のヒヤリハットが多くなる時期なので緊張感による精神的苦痛を感じやすい時期になるでしょう。

2~3歳の子育てにおけるつらさ

行動範囲が広がったり、イヤイヤ期がはじまったりと、思うようにいかない子育てに苦痛を感じることが多くなります。お子様の主張を受け止めたり、追いかけたりもするため、心身共に疲弊する時期になるでしょう。

上記の理由・背景をもとに考察しても、0歳〜3歳児の子育ては特に疲れを感じやすい時期といえるでしょう。

「子育てがつらい」と感じたことがある方は、お子様(上のお子様)が何才頃が一番そう感じましたか? – 子育てがつらいと思う時 CombiTown

実際に育児経験のある母親約1,000人に“子育てが辛かった時期”を調査したところ、5割弱の母親が0歳・3割弱の母親が2歳・2割弱の母親が1歳児の時期と答える結果になっています。

子育てで辛いと思った時

乳幼児期の子育てが疲れを感じやすい時期と理解したところで、次にどんなときに「子育てが辛い」と感じるのか、具体的に説明していきます。下記の5つのきっかけを理解することで解決策もみつけやすくなるので、ぜひこちらも参考にしてくださいね。

子育てで辛いと思った時

一人の時間が取れない時

わが子と過ごす時間は、本来とても幸せな時間です。しかし、「安心してトイレに行けない」「落ち着いて家事をする時間が作れない」など、したいことができないほどに子育てに縛られてしまうと、心に余裕がなくなり辛い気持ちになってしまいます。

「私が頑張らないと!」という熱意はとても素晴らしいですが、疲れたときは誰かに頼ることが大切です。

子どもから目が離せない時

「目を離したすきに怪我をしてしまう」「目を離したすきに危ないことをしてしまう」など、お子様の言動が心配で目が離せないことがあります。乳幼児期は特にこのような時間が多くなるので、なかなか心が休まらず辛いと感じることがあるでしょう。

実際に誤飲事故が多いのも0〜3歳時期の乳幼児なので、“見守り”は非常に大切な育児・子育てであることがわかります。

予定通りにスケジュールが進まない時

「午前中は掃除をして、午後は買い物に行こう」とスケジュールをたてても、お子様がいる場合その通りに進まないことがあるでしょう。また、買い物をするためにスーパーに行ったとしても、お子様が泣いたり走ったりして、思い通りに買い物ができないこともあるでしょう。

スケジュールが予定通りに進まないと不満や悲しみを感じてしまうので、その思いを消化できないままだと辛さは蓄積されるばかり…。いっこうに減らない“やらなければいけないこと”に追われ、焦りを感じることもあるでしょう。

誰からも家事・育児を認めてもらえていない時

誰からも家事・育児を認めてもらえていない時

前述してきたような悲しみや不満があったとしても、「大変だったね」「お疲れ様」「色々なことに耐えてくれているんだね」といったような労わりの言葉などがあれば、母親は悲しみや不満を消化しやすくなります。

しかし、誰にも共感されず、努力も認めてもらえない場合「どうして私ばかり」「仕事は休み時間があるからうらやましい」といったように、恨みや妬みを感じてしまう場合があります。また、お子様にあたってしまうこともあるでしょう。

子育てがうまくいかず自己嫌悪に陥っている時

子育ては“ひとつの命・別の人格”との関わりなので、うまくいかないことがたくさんあります。しかし、完璧を求めるような一生懸命な母親は、自分を責め自己嫌悪に陥ることが多いようです。

また、近年はSNSやインターネットの普及により「うまくいっているようにみえる子育て」が目に入りやすくなっています。そのため、完璧にみえる子育てと自分の子育てを比較し落ち込んでしまうケースも増えているようです。

子育てに疲れた時に実践すべきこと

一生懸命であったり、頑張り屋さんであったりする母親こそ“子育て疲れ”に陥りやすいことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

そこで次に、子育てに疲れた時に実践すべき7つのポイントについて詳しく説明していきます。

親に頼る(世代間の常識の違い・気疲れも)

子育てに疲れたときは、子育ての経験者であり、最も頼りやすい人物である“親”に頼るのがおすすめです。

しかし、子育ての方法・情報は日々新しくなっているので、親世代の常識を押し付けてくるようであれば、より疲れが溜まってしまうことがあるでしょう。そのような場合は、親には家事や雑務を手伝ってもらうなど、頼り方を工夫するのがポイントです。

意識的に「趣味の時間」をとる(リフレッシュする)

意識的に「趣味の時間」をとる(リフレッシュする)

子育てにばかり心が向かないように、趣味の時間を楽しむなど“リフレッシュタイム”を設けるようにしましょう。

趣味はどのようなものでも構いませんが、心が晴れたり笑顔があふれたりするような趣味にするのがおすすめです。自尊心が低下する内容のSNSをみたりするなど、心が疲れるような趣味はリフレッシュにならないことがあるので注意するようにしましょう。

家事・育児、やるべきことの手を抜く

子育てに疲れを感じたときは、普段している家事・育児の達成基準を低くするのがおすすめです。

例えば、「毎日している洗濯を1日おきにする」「離乳食はレトルトタイプも活用する」「週末のごはんは総菜にする」など、手を抜くことが大切です。疲れていると感じたときは「本当に今すぐにしなければいけないことだろうか?」といったように、自分の理想や目標が高くなりすぎていないか振り返るのがポイントです。

自分へご褒美をあげる

自分の頑張りは自分が1番わかっているのではないでしょうか。そのため、育児に励んでいる自分を日々しっかりとほめることが大切です。

いつもよりも高いデザートを食べたり、自分の好きなメニューのごはんを食べたり、日頃から自分にご褒美をあげるように心がけましょう。自分が満たされていないと他の人に優しくできなくなるので、自分に与えるご褒美に罪悪感を感じた場合などは「私の幸せは家族の幸せに繋がる」と解釈するといいでしょう。

気持ちを整理する

“いつもは平気なことでも今日は我慢ができない”といった日があるでしょう。そんな日は自分の心身の状態をしっかりと把握して、気持ちの整理をするのがおすすめです。

例えば「生理前だからイライラするのかもしれない」「寝不足で疲れているから落ち込むのかもしれない」など、自分の心身を適切に把握することで「今日は仕方がない」と割り切ることができます。また、気持ちを整理することで子育て疲れの解消法もみつけやすくなります。

お風呂に入る

身体の汚れが落ちるとすっきりして、心身がリフレッシュします。そのため、多少のモヤモヤならば入浴で解消することができるでしょう。

育児で疲れているとお風呂に入ることが面倒に感じることがありますが、疲れているときこそ湯船にゆっくりつかるのがおすすめです。いい香りのする入浴剤などを使用して、気分転換をするのもおすすめです。

夫婦間で育児の負担について話し合う

夫婦間で育児の負担について話し合う

子育ての疲れが習慣化しないためには、夫婦で協力することが大切です。この方法は非常に重要なポイントになるので、さらに詳しく3つの項目にわけて説明します。

夫に不満を聞いてもらう

子育てで経験したこと・感じたことなどは、夫婦で共有すべき事項といえるでしょう。また、子育てを通して感じる辛さや不満もしっかり伝えることが大切です。

本来父親は、最も母親に寄り添うべき人物です。そして、男性ならではの知識や感性が子育てをする際に大切になることもあるので、「母親は夫に伝えること」「父親は妻の声に耳と心を傾けること」を常に心がける必要があります。

1日に1回1人の時間を作る

1日に1回30分だけでも1人の時間を作れると、心を切り替えたり、心身を落ち着けたりすることができます。そのため、1人の時間を少しでも多く作れるように、夫婦で協力することが大切です。

もし夫婦共に忙しく1人の時間を作ることができない場合は、「1人で入浴する」「寝かしつけを当番制にする」など、無理のない範囲で1人時間を作るようにしましょう。

主婦としての休日を作る

主婦や母業は365日24時間営業です。そのため、意識して主婦業・母業を休める日を設けないと、気づかないうちに疲労が蓄積してしまうことがあるでしょう。

夫婦で土曜日は母親の休日、日曜日は父親の休日などと分担するのもおすすめです。毎週でなくても構いませんので、心身共に休める日を夫婦共に持てるようにしましょう。

まとめ

この記事では、子育て疲れに関する基礎知識や育児疲れを解消するための方法などについて詳しく説明してきました。

夫婦生活を過ごすうえで子育ては非常に長くつづくライフイベントなので、共に手を取り合って協力し合い、支え合うことが大切です。夫婦どちらかに育児の負担が偏ることを避け、家族全員が笑顔で過ごせるように心がけるようにしましょう。

子どもと一緒に「楽しい」時間を作れていますか?

幼児期はストレスで子育てがうまくいかないことは当然です。

「リラックスしたいけど、子どもとの触れ合いの時間も大切にしたい!」という悩みは、決して贅沢な悩みではありません。しかし慌ただしい日々を過ごしていると遠い理想のように思えてしまうのも確かですよね。

では「コミュニケーションを取りながら子どもと楽しい時間を作れる」教育ツールがあったら、習い事に割く時間も作ることが出来ませんか?

それならば、「天神」幼児タブレット版がお役に立てるかもしれません。

0歳~3歳くらいまでは慣れるためにお母さん、お父さんのお膝にお子様を乗せるなどして、
お母さんお父さんが操作し、お子様へ語りかけながらすすめてください。

「天神」が発する声を真似して語りかけ、お子様とコミュニケーションしながら進めます。
絵本を読み聞かせするように使用してください。

「知らない」「間違い」で悲観せず、コミュニケーションのきっかけに

お子様が知らないものもたくさん出てきます。
もし、お子様が間違えても、それをきっかけにコミュニケーションしましょう。
「おしいね!」でも「こんなのもあるんだね」でも何でも良いです。
「間違えた!」と悲観せず親子で面白がることが学びに繋がります。

天神の0歳児向けの内容

「天神」はお子様の年齢、月齢に関わらず学習いただけます。ここでは0歳相当の子への学習内容をご紹介します。例えば、次のようなものが収録されています。※お子様が何歳でも使えます

など、10,000問超の問題数を収録
学習を進めると難しめの問題も増えてきます。
カリキュラムをお母さんお父さんが細かく管理する必要はなく、「天神」に完全におまかせでOKです。
※「天神」は年齢別に分割はされていません。

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