モンテッソーリ教育に学ぶ、イヤイヤ期対策のヒントとアプローチ

何をいっても、何をしても「イヤ!」「ヤダ!」と主張するイヤイヤ期。TPO(時間・場所・場面)をわきまえず、全力で否定・反抗する姿をみると“育て方が悪かったのかな…”と不安に感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

しかし、イヤイヤ期にはしっかりとした理由があります。イヤイヤ期の理由を理解し、正しいアプローチを行えば、親子共に心身の負担がぐっと軽減されることでしょう。

今回は、イヤイヤ期を乗り越えるための対策や、理想的なアプローチについてまとめていきます。モンテッソーリ教育の理論をもとに詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

イヤイヤ期はモンテッソーリ教育における敏感期

イヤイヤ期はモンテッソーリ教育における敏感期

イヤイヤ期は、モンテッソーリ教育では「敏感期の一部」であるといわれています。

敏感期は0歳から6歳とされていますが、敏感期前期といわれる0歳から3歳前後の時期は 敏感でデリケートな時期。この時期は自分が生きる世界の物事をぐんぐん吸収する時期なので、戸惑いや不安、違和感や嫌悪感など、ネガティブな感情も芽生えやすくなります。

そんなネガティブな感情を軽減するために、子ども達は“秩序(いつもと同じ・いつもの流れ)=安心”という考え方に執着するようになります。そのため、お子様の秩序(安心)を理解し寄り添うことは、とても大切なアプローチといえるのです。

秩序の敏感期について

秩序の敏感期とは、“いつもと同じ・いつもの流れ”にこだわる時期です。同じ場所で同じことを繰り返していると、知らないこと・わからないことばかりの世界でも失敗をすることがありません。つまり、安心感を強めるためには、子ども達は秩序(いつもと同じ・いつもの流れ)にこだわる必要があるのです。

そのため、イヤイヤ期に「イヤ!」と主張するのは仕方のないこと。TPOや誰かに合わせて言動を選択することは、イヤイヤ期真っ只中の子どもにとって“大変難しいこと”なのです。

イヤイヤ期にお困りですか? モンテッソーリ教育を取り入れたタブレット教材で子どもの気持ちに寄り添った教育を!

イヤイヤ期の関わり方

イヤイヤ期の子どもの心理・背景が分かったところで、理想的なアプローチについても説明していきます。ここでご紹介するイヤイヤ期の関わり方は下記の7つです。

  • 子どもの意見を尊重する
  • 「いつもと同じがいい」というこだわりを理解する
  • 「いつもと違う」場合は前もって伝えておく
  • 選択肢を与える
  • 子どもの好奇心を満たす次の楽しみを用意しておく
  • 子どもに協力を求める
  • 待つ

さっそく、項目ごとに詳しくみていきましょう。

子どもの意見を尊重する

子どもの意見を尊重する

どうして「イヤ」というのか、子どもの意見に耳を傾けましょう。そうすることで、「今は〇〇をしたいから準備するのがイヤ」「〇〇に行くのがイヤ」など、お子様がイヤと主張する理由に気づくことができるでしょう。

私達大人であっても“食欲がないからごはんを食べたくない時”に「ごはんを食べて!」といわれたら辛いですよね。相手の心に寄り添うことは、イヤイヤ期の関わり方としても大切なことなのです。

教育の主体を子どもに置き、「子どもが自発的に自らやりたいところを選んでする」幼児タブレット教材です

「いつもと同じがいい」というこだわりを理解する

「いつもと同じ公園が好き」「いつもと同じお友達と遊びたい」など、子どもの好き・心地よさ・安心を理解しましょう。そうすることで、“いつもと同じ”にこだわる理由がわかり、お子様の気持ちに寄り添うことができるからです。

秩序にこだわり主張をする子どもは“気が強い”と勘違いをされがちですが、デリケートさや繊細さが起因となっている場合がある点も理解しておくといいでしょう。

「いつもと違う」場合は前もって伝えておく

日頃からお子様の秩序に寄り添う日々を過ごしていても、“そうはいかない時”があるでしょう。そんな時は可能な限り早い段階で、いつもと違う流れになることをお子様に伝えるようにしましょう。

極端な例えになりますが、私達大人であっても起きた瞬間に「出かけるよ!」といわれたら焦りますよね。事前に行動の流れを把握することは、老若男女問わず大きな安心材料になる点も理解するようにしましょう。

選択肢を与える

時と場合によって、お子様がどうしても嫌がることをさせなければいけない場面があるでしょう。そのような時は、選択肢を複数準備する誘導方法がおすすめです。

というのも、「AとBならどちらがいい?」と聞くことで、強制されている感覚が軽減するからです。また、お子様自らが選択しているため、幼いながらも「自分が選んだことだから頑張ろう」という意識が芽生えやすくなるのです。

子どもの好奇心を満たす次の楽しみを用意しておく

例えば、予防接種のために通院する必要がある場合、「注射のために病院に行こう」よりも「病院が終わったら、レストランでごはんを食べよう」などと声掛けをするほうがお子様の不安が軽減するでしょう。

お子様が嫌がる避けられない物事であっても、楽しみがあれば乗り越えることができるはず。ネガティブだけで心がいっぱいにならないよう、ポジティブな要素を用意してあげるといいでしょう。

子どもに協力を求める

子どもは親のことが大好きです。そのため、子どもに何かしてほしい時は「〇〇してくれると助かる」「一緒に〇〇の準備をしてほしい」など、お願いをする形の声掛けが理想的な誘導方法といえるでしょう。

自分が必要とされていると気づくことで、お子様の自尊心が高まります。この時期は一方的な強制よりも、一人の人間として向き合い、関わることが大切になるのです。

待つ

“わかっているけれど心の準備ができない”という気持ちは、子どもであっても芽生える感情です。そのため、「はやく!はやく!」とせかすよりも、子どもの気持ちに寄り添い、行動に移せる瞬間が訪れるまで待ってあげるのが理想的です。

時間と心にゆとりを持つことは、イヤイヤ期を過ごすうえで大切になるポイントです。時間と心のゆとりは、お子様にとっても保護者の方にとってもいい影響をもたらすので、日頃から“ゆとり”を意識するようにしましょう。

自分で考えて行動する、主体性のある子どもを育てるために天神の幼児タブレットをおすすめします【資料請求】

まとめ

モンテッソーリ教育に学ぶイヤイヤ期対策のヒントとアプローチについてご紹介しました。

イヤイヤ期は“面倒で大変な時期”と感じることもありますが、理由・背景がわかるとお子様の可愛らしい感情がくみ取れるので、愛おしさが増すのではないでしょうか。一筋縄ではいかないこともありますが、ご家庭に合った関わり方をみつけて、イヤイヤ期を乗り切りましょう。

「モンテッソーリ教育」の考えを取り入れた幼児向けタブレット教材

モンテッソーリ教育で自己肯定感、個性、自立性、集中力、決断力、責任感などさまざまな能力を向上させながら、子どもには小学校入学までに、しっかりとした学力も身につけさせたいというお考えをお持ちではありませんか?

それならば、「天神」幼児タブレット版がお役に立てるかもしれません。

「天神」はモンテッソーリ教育の考えを取り入れ、0歳から6歳までに必要な学習内容を自己選択し、繰り返し・反復学習して満足感・達成感を得られる学習ツールです。

モンテッソーリ教育の根幹となるのは「教育の主体は子どもである」という考えです。「天神」も教育の主体を子どもに置き、「子どもが自発的に自らやりたい学習内容を選んで取り組む」ことに重点を置いています。

では、自主性や主体性を育てるためには、何をするべきでしょうか?

モンテッソーリ教育では、下記の形で学習を繰り返します。

主体的に取り組み、達成し満足感を得て「できる!」という自己肯定感を育む。その繰り返しによって学習習慣を身に付けながら、就学時(小学校入学時)までに必要な能力を獲得していきます。

こうした学習サイクル・学習習慣を身に着けていれば、その後の人生におけるあらゆる「学習」の機会で、新しい知識や考え方・技術などを身に付けやすくなります。

「天神」は、10,000問超の問題を収録し、お子様の興味を刺激し、学習状況に応じてカリキュラムを自動調整しながら反復学習を行います。※自由に学習内容を選んで学ぶこともできます。

実質的に、楽しみながら数万問の問題に楽しく触れることで、就学時までに必要な能力、学習習慣や学習サイクルを身に付けます。

もし「気になる」と思われましたら、お気軽に資料をご請求ください。早く始められるほどコスパよくご利用いただけます。

「天神」幼児タブレット版の特徴

お子様の「好き」を活かしてほしいから、好きなものがいつでも使えるようにしました

選択

収録されている問題5系統62ジャンル、約10,000問を常時使うことが出来ます。お子様の発達や興味関心は、教材の提供範囲に合わせて自在にスライドするものではありません。お子様の「好き」と感じたその瞬間を見逃さず、0歳から6歳までの全範囲から「これがしたい!」と思う内容をいつでも学べるのが「天神」です。また、お子様の学習状況に合わせて自動でカリキュラムを毎日調整して出題する機能もあります。

1問ごとに集中力を切らさずに問題に取り組み、達成感と満足感を得る仕組み

集中・達成

幼児が集中できる時間は非常に短いもの。だから天神は1問1答形式、問題を短時間で完結し集中力を途切れさせません。また、1問正解するごとに「天神」がいろいろな言葉で褒めてくれるので、達成感や満足感も得ることが出来ます。多くの褒め言葉で、子どもの自己肯定感を向上させます。

少しずつ出題内容を変化させることで、反復学習に意味を持たせました

反復

覚えるために類題を多くこなしたい。でも、同じ問題ばかり表示されてしまう…。などということはありません。天神なら毎日少しずつ出題内容が変化。飽きない反復学習でしっかり学習内容を定着させます。反復学習を促すために

「モンテッソーリ教育」の学習サイクルを取り入れるなら、まずはお試しで天神のご利用をご検討ください。

現在、天神では無料体験を実施しています。
毎日楽しみながらゲーム感覚で取り組める問題を10,000問以上収録!
下記バナーから、ぜひ無料の資料請求と体験申込をしてみてください。

Share
目次