幼稚園の面接における父親の役割と、父親が聞かれる質問について

幼稚園の受験シーズンになると、母親だけが準備や対策に追われて忙しい、というイメージがあるかもしれません。しかし、幼稚園の面接では、家庭で父親がどのような役割をしているのかを質問されることも多く、父親の育児への参加は重要です。

入園前の2、3歳の時期は、親子の信頼関係を築く大切な時期でもあります。父親の存在は子どもにとって母親と同様に大きいため、可能な限り、父親も育児や幼稚園受験に関われるようにしたいものですね。今回は、面接における父親の役割、父親に対する園からの質問とその答え方についてご紹介します。

目次

幼稚園の面接において父親の参加は必須?

幼稚園の面接において父親の参加は必須?

「幼稚園の受験日に父親は行かなければいけないのか?」と迷う保護者は多いのではないでしょうか。

大切な我が子の幼稚園面接なのだから、一緒に行きたいと思うのは当然ですよね。しかし、幼稚園の受験は平日に行われることが多く、休みが調整しづらいため、父親の参加が難しいということもあるでしょう。ここでは「幼稚園の面接には父親も行くべきなのか」「そもそも父親不在でも大丈夫なのか」について説明しましょう。

不参加でも大丈夫の場合も多い

一般的な幼稚園では、特に両親揃っての面接を義務付けていません。面接は主に平日の日中に行われるため、仕事の都合で父親が参加できなくても問題ないことが多いようです。とはいえ、幼稚園受験まで母親を支えたり、育児のサポートをするなど、父親には家庭での大事な役割があります。受験当日もできるだけ休みを合わせられるようにしておくと、母親も子どもも安心して受験の日を迎えられるため、心強いことでしょう。

両親での面接を求める幼稚園も

さきほど「一般的な園では父親の面接への参加を義務付けていない」と述べましたが、お受験園などと呼ばれる畏まった幼稚園では、両親揃っての面接への参加が必須というところもあります。幼稚園の方針にもよりますが、園によっては他の園より多くのことを求められる場合もあります。それでも、父親の出張が多かったり、なかなか仕事を休むことができず面接に参加できないこともあるかもしれません。その際は、事前に園に状況を説明しておきましょう。母親一人の参加でも大丈夫か、週末に面接は可能なのかなどを相談してみるのも良いですね。

幼稚園の面接において父親が聞かれる質問

幼稚園側からの父親に対する質問にはどういったものがあるのか、またそれらにはどんな意図があるのか気になるところですよね。簡単な自己紹介、仕事の内容、休日の過ごし方などがその例です。

園は父親への質問を通して、子どもに対する関わり方や、教育に対しての価値観などを知りたいと考えています。ここでは一般的な質問の例をあげていますので、ぜひ参考にしてみてください。母親と意見が食い違うことのないよう、面接で聞かれる可能性が高い質問は、あらかじめ話し合って回答を合わせておきましょう。

家庭の教育方針

志望動機と同様に家庭での教育方針も、幼稚園面接で多く聞かれる質問のひとつです。

父親と母親で考えを一致させることはもちろん重要ですが、自身が目指している父親像を伝えることも大切です。厳しくするのか、優しくするのか、父親として子どもに何を伝えたいのかなどを考えて教育方針をまとめましょう。単に「優しく接するようにしています」だけではなく「将来心の優しい大人になってほしいので、穏やかに優しく接することを心掛けています」など、具体的に話すことができると良いですね。また、子ども自身の人生を尊重する内容を意識し、親が干渉しすぎない教育方針にすることもポイントです。

子どもの性格

幼稚園の面接では、子どもの性格を父親に確認することもあります。普段から子どもと接する時間が長い母親は、この質問には比較的スムーズに答えられるかと思いますが、父親の場合、子どもの性格がすぐには思い浮かばなかったり、「活発です」「優しい子です」など短い言葉だけで表現してしまいがちです。

父親が普段から育児に参加していることを幼稚園側に伝えるために、具体的なエピソードを交えて子どもの性格を答えられるようにしておきましょう。「休みの日は必ず公園で一緒に遊びたがる、活発な子どもです」「遊んでいる時に、自分のおもちゃを貸してくれる優しい子です」など具体的に伝えることが大切です。

仕事の都合で、どうしても子どもと接する時間が少ないという方は、母親から普段の様子や子どものエピソードを聞いておくと良いでしょう。実際にその場に居られなかったとしても、答える際に具体的に話すことができるのでおすすめです。

子どもとのかかわり方

面接では、普段の子どもの様子を父親に尋ねることもあります。その際すんなりと答えられるかどうかで、父親がどれくらい育児に参加しているか、子どもとの関わり方を知ることができるからです。

父親の仕事が忙しく、あまり子どもと関わる時間が取れないというのは、どの家庭にもあることです。しかし、言葉が通じない赤ちゃんの頃から、子どもの目を見て何かと話しかけるような習慣がある父親は、忙しい日々のわずかな時間でも子どもと関わろうとするものです。園が求めるのは、そういった父親の姿勢なのです。

父子が一緒に過ごす時間は、家庭生活の中でも特別です。普段は母親が担当している役割をたまに父親が代わることで、子どもにとっても新鮮な体験となります。これを機会に子どもとのふれあいの時間を意識的に作るのも良いでしょう。父親がコツコツと育児に参加することは、幼稚園受験においても重要なポイントとなるのです。

理想の父親像

幼稚園受験の面接では「理想の父親像」について質問されることがあります。これは、父親自身がどのように育てられてきたのか、どんな父親像を理想としているかを知ることで、保護者が園の教育方針に合う考えを持つ人物かどうかを見定めたいという、園側の意図があるからです。

子どもの目線で物事を考え、「子どもには将来どんな大人になってほしいのか」「そのためにどんな教育や進路を準備するべきか」など、将来について具体的な考えを持っている父親は立派です。理想とする父親像を考え、その父親像に沿うためにどのように子どもと関わっているかをまとめておくと良いでしょう。

まとめ

幼稚園の面接では子どもの資質だけでなく、同時に保護者の人間性なども見られています。面接における父親の役割は大きいと言えるでしょう。また幼稚園受検の面接は、入園説明会や見学会と違って緊張度も高いため、父親が一緒に参加することは母親の安心感にもつながります。「慣れない環境でグズる子どもを夫がなだめてくれるなど、居てくれるだけで心強かった」という母親の声もあります。

ただ、家庭によって事情は様々で、どうしても父親が面接に参加できない場合もあるでしょう。その際は、帰宅後に母親を労って話を聞き、園の情報を自分も知っておくことを忘れないようにしましょう。幼稚園受験は母親と子どもだけで臨むのではなく、父親も自身の役割をきちんと認識した上で、家族全員で力を合わせて乗り越えましょう。

面接時のお子様の印象を「1ランク」上げる方法

面接に臨む上で注意することは、「面接に立ち会う先生の立場に立って物事を考えられるか」です。先生は園にどんな子どもを迎えたいと考えているのでしょうか

・優しい子ども
・明るい子ども
・言うことを聞く子ども
・明るく挨拶ができる子ども
・かしこい子ども

「良い子」と言われる子どもの特徴は様々ですが判断基準は先生によって異なります。しかし共通して言えることは「園が欲しいのは、しっかりした親の環境下で育てられている子ども」であるということです。面接では子どもを見られてはいますが、子どもの対応から親の子育てを見られているといっても過言ではないでしょう。

では、面接時にどんなことに気をつけるべきでしょうか

幼稚園の受験時に面接官は、面接での応対を含め、「親からどんな教育を受けているか」を判断されます。

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でしょう。

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