3歳(年少)から勉強の土台つくりをスタートする場合に習慣化しておくべきポイント8つ

3〜4歳は、おしゃべりが徐々に増えてきて、物事の理解力も高まってくる時期です。日々成長するお子様の様子を見ていて、

子どもの将来のために何か学ばせてあげたいな
勉強させたいけど何から始めたらいいのかな
でも勉強、勉強することで苦手意識をもたせてしまうのも嫌だな

ど、色々なことを考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、3歳ごろから始める勉強のポイントや、お子様を勉強嫌いにさせないように気をつけたいことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

3歳児の勉強への取り組み方

3歳児の勉強への取り組み方

年少にあたる3〜4歳は、今までに増して周りのことに興味を示し、「なんで?」「どうして?」と答えを知りたがったり、新しいことを覚えたいという気持ちが強まる時期です。

幼稚園や保育園ではお手紙を書いたり、創作活動をする中でひらがなや数字に触れたりすることも始まるでしょう。園での勉強を理解するためにも、勉強に興味を持ってもらうためにも、おうちで勉強の習慣を取り入れると、復習にもなって理解が進みやすいでしょう。しかし子どもに勉強をしてほしいという気持ちがある反面、

勉強ってまだ早いのでは?
3歳の子供に勉強勉強言いたくない、、

など、心配を抱えてらっしゃる保護者の方もいると思います。ここではどのように勉強に取り組んだら良いのか、ポイントを紹介していきます。

1日当たりの勉強時間は年齢+1分を目安に

子どもの集中が持続する時間は「年齢+1分」と言われています。3歳なら4分、4歳なら5分です。短いように思えますが、この時期は集中が続かず遊び始めてしまっても自然なことだと考えましょう。

ここで親が、長時間机に向かって勉強するように強制してしまうと、勉強自体が嫌いになってしまう可能性があるので注意してください。年長になるくらいに15分集中が続くことを目標に、短時間でもよいので毎日コツコツ取り組むようにしましょう。

勉強は「遊びの一環」としてとらえること

机に向かって「勉強するぞ」と堅苦しく構えずに、いつもの遊びの延長と考えて楽しく学ぶ雰囲気をつくってあげましょう。勉強はつまらないものと認識されてしまうと、その後も自発的に勉強に取り組んでもらうことが難しくなる可能性があります。保護者の方が楽しそうにしていると、きっとお子様も興味を示してくれるはずですよ。

大切なのは習慣化すること

1日数分でもよいので机に向かう習慣をつけましょう。できない日があっても大丈夫です。少しでも座っていられたら褒めてあげましょう。勉強するなら朝がおすすめです。しっかり睡眠をとった後は頭が冴えており、子どもの集中力や思考力が高いと言われています。朝食を食べたあと、幼稚園や保育園に行くまでの間に勉強の時間をつくるなど、生活の中に組み込んで習慣づけましょう。

3歳から出来る勉強内容

3歳から出来る勉強内容

生活習慣が身につき始め、様々なことに関心を示しだす3歳頃は、勉強を始めるのにも適した時期といえます。では具体的に、どのような内容の勉強を始めたらよいのでしょうか。ここでは3歳からできる勉強の内容を紹介します。

ひらがなの理解、読み書き

ひらがなを勉強するときには、「あいうえお」の「あ」から順番に覚えさせる必要はありません。お気に入りの絵本や家にある物の名前、自分の名前など身近なものから読み書きの勉強を始めてみましょう。

「いす」や「つくえ」など文字数が少ないものがおすすめです。文字だけではなく、実物や写真を見せてあげると、目と耳から単語をインプットできるので知識が定着しやすくなりますよ。

例えば、「つくえ」を見ながら、声に出して名前を聞かせて、その名前をひらがなで書いて見せてあげましょう。お子様にその文字を指や鉛筆でなぞってもらったり、真似して書いてもらうことで、聞く、言う、見る、書くのすべてのステップを踏んでひらがなを覚えることができます。

数字の理解、読み書き

3歳では、足し算や引き算を正確にできなくて当然です。しかし特別に勉強させなくても、自然と算の概念を理解していることはあります。

自然と算の概念を理解している例

例えば、「お友達が3人いて、みんなに1つずつアメを渡してね」と伝えて、全員に1つずつアメを配ることができれば、数の意味が理解できているということです。「3人のお友達から1つずつアメをもらったから、自分はアメを3つ持っている」という感じに、数を合わせていけば数が大きくなるということを理解していれば、そのうち足し算もできるようになってくるのです。

1から10まで順に数えられても、「3」はどれか答えられない場合もあります。紙に書かれた数字を見ながら、「1、2,3…」と数える練習をしましょう。その次は、数字と実物が一致させられるようにステップアップしていきます。「3」と数字を見てて、3つアメを袋に入れられるようにするという具合に、小さな数から覚えていくとよいですよ。

3歳から勉強の土台を作るために習慣化させるポイント

3歳から勉強の土台を作るために習慣化させるポイント

幼児期の勉強において大切なことは、子どもに「勉強は楽しいもの」だと感じてもらうことです。勉強に興味をもってもらい、楽しんでもらうには、どのような工夫をしたらよいのでしょうか。8つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.キャラクターものの文具を使用する

お子様が好きなキャラクターの勉強道具を用意してみてはいかがでしょう。鉛筆や消しゴム、ドリルなど、大好きなキャラクターが一緒だと、きっと勉強にも興味を示してくれるはずですよ。お子様と一緒に文房具やドリルを選ぶのも楽しそうです。

2.興味のあるものから勉強につなげる

お姫様や車など、お子様が興味あるものから勉強に繋げてみるのも方法のひとつです。例えば車が好きなら、エンブレムやナンバープレートなどを見ながら、「これはなんて読むのかな?」と一緒に読んでみたりすると、自然な流れで学ぶ機会がつくれます。子どもが好きなものが描かれている教材を用意してもよいですね。

3.模倣遊び(親の真似)を利用する

大人の真似っこが好きというお子様には、お勉強ごっこがおすすめです。大人と並んで机に向かい、ノートにペンで文字や数字を書くお勉強「ごっこ」から始めると、スムーズに勉強に繋げるきっかけになりますよ。始めは段ボール箱を机代わりに、文字ではなくぬりえから始めてもよいでしょう。

4.遊び感覚で取り入れる( お風呂で数字を数える、お菓子・おもちゃで足し算など)

子どもは「楽しい」と感じたことには自ら進んで取り組んでくれます。机に向かって勉強することにとらわれず、まずは遊びの中に学ぶ機会を取り入れてみるよう意識してみましょう。お風呂に入ったときにお子様と一緒に数を数えてみたり、お風呂ポスターを用いてひらがなや数字を指さして遊んでみたり、お菓子やおもちゃを使って「全部でいくつ?」と簡単な足し算引き算をしても楽しめますよ。

5.日常生活に取り入れる

特別な教材を用意しなくても、普段の生活の中でも勉強のきっかけ作りができます。お出かけした際に看板の文字を一緒に読んでみたり、お買い物の時に「たまねぎを3個カゴにいれて」と数をつかってみたり、ドライブ中やお家で遊んでいるときにひらがなや数字を題材にした音楽を流すのもおすすめです。英語の歌も何度も流してあげると、自然と覚えて口ずさめるようになったりもしますよ。

6.絵本を読み聞かせる

絵本を子どもに読み聞かせているご家庭は多いのではないでしょうか。絵本には想像力や思考力を育て、語彙力を伸ばす効果があります。幼児期はスポンジのように知識を吸収できる時期です。子どもがどんな言葉を話せるようになるか、どんな表現をするようになるかは、インプットしてきた言葉の量や質に左右されます。

いろいろな話を読むことで想像力が刺激されますので、図書館などを利用して幅広いジャンルの絵本を用意してあげましょう。寝る前に1冊読む時間をつくるなど、生活の中に絵本の読み聞かせを取り入れてみるといいですね。

7.勉強しやすい環境を整える

勉強するときにはテレビを消すなどして、できるだけ静かに集中できる環境を作ってあげることが大切です。テーブルの上はなるべく片づけるようにし、周りでおしゃべりするのも避けましょう。他に刺激があると、そちらに気が向いてしまって集中するのが難しくなってしまいます。

親や兄弟で一緒に勉強するのもおすすめです。「今はみんなで勉強する時間」と決めてしまえば、集中力も高まるでしょう。本棚にたくさん本を並べたり、壁に地図を貼るなど、子どもの興味や学習意欲を引き出せるよう工夫してみましょう。

8.たくさん褒める(できなくても怒らない)

大人も褒められると嬉しくてやる気が出ますよね。子どもにとって褒められる体験は、発達や成長の上でとても大切なことです。褒められることで自己肯定感が高まるだけではなく、興味関心が広がり、物事に積極的になれる場合もあります。上手にできたときはもちろんですが、まずは短時間でも勉強できたことを褒めてあげましょう。

そして重要なことは、「できなくても怒らない」ことです。できないことに怒ってしまうと、勉強が嫌になってしまうこともあります。できなかったところは笑顔でやさしく正しいやり方を教えてあげてください。まだできなくても当たり前の年齢だということを念頭において、ゆったりと見守ってあげましょう。

3歳から勉強を習慣化するメリット

3歳から勉強を習慣化するメリット

3歳頃から勉強の習慣を身につけられると、お子様にも保護者の方にも嬉しいメリットがあります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

成功体験を重ねる

毎日コツコツ勉強を続けていくと、始めはわからなかったことも、そのうち理解できるようになる日が来ます。毎日がんばって、「できるようになった」ことが増えるとお子様にとっても嬉しい経験ですよね。勉強を習慣化することで、小さな成功体験を重ねることができ、お子様の自己肯定感や学習のモチベーションを高めることに繋がります。その結果、自分から進んで勉強をするようになると、保護者の方にとっても嬉しいことですね。

勉強への苦手意識がなくなる

小学校に上がると、長い時間続けて机に座ることが増えます。長い時間座っていることが苦手で、勉強にも苦手意識を持ってしまう子どもも出てきます。幼児期から机に向かう習慣をつけておくことは、今後の勉強の土台作りにはとても大切なことです。

また、就学前にひらがなや数字などの勉強に取り組んでいると、学習の理解が進みやすくなります。経験のないことよりも、経験のあることの方が頭に入りやすいのは大人も子どもも同じですよね。

ここまでご紹介したとおり、3歳から勉強の土台を作るためには、

興味のあるものから勉強につなげる
遊び感覚で取り入れる
日常生活に取り入れる
絵本を読み聞かせる
たくさん褒める

等が大事とお伝えしました。

しかし、家事・育児・仕事などもあるし、それにプラスして色々なことを追加していくのは大変、、、
分かった気がしてもポイントをおさえながら実際にするのは大変そう、、、

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・遊び感覚で集中しやすい
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幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
「幼児教育はまだ早い」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします。

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