数字が好きな子どもの才能を伸ばしたい!幼児期におすすめの玩具と習い事
幼児期に算数の学習をするのはまだ早いと考える保護者の方もいるでしょう。しかし、幼児期から数字に触れて慣れ親しむことは、算数への抵抗感や苦手意識を軽減させる効果が期待できます。
また、お子様が数字に興味がある場合、「好き」という気持ちを活かして、お子様が気が済むまで数字の玩具や問題などに取り組ませてみましょう。「好き」な分野ほど学ぶことは楽しく、それが子どもの個性になっていきます。今回は、数字が好きな子どもにおすすめの玩具や習い事をご紹介します。
小学校で好き嫌いがしっかり分かれる教科「算数」
小学生が習う教科の中で、好き嫌いが最も分かれる教科は算数です。
学研教育総合研究所が2022年9月に行った「小学生の日常生活・学習に関する調査」では、算数が8年連続で嫌いな教科の第1位となっています。
そして、8年連続で好きな教科の第1位も算数という結果になっています。
算数は大人でも「得意な人」と「苦手な人」がはっきり分かれやすい教科で、算数の好き嫌いは小学生の時点で分かれ、「好きな人はずっと好きだが、嫌いな人はずっと嫌いなまま」という傾向があると言えるでしょう。
幼児期から「数字」に慣れ親しむことで得られるメリット
幼児期から「数字」に慣れ親しむことで、以下のようなメリットがあります。
具体的にみていきましょう。
ゲーム感覚で楽しく取り組める
数字遊びやゲームを通して算数の基礎を学べるように工夫をすると、幼児期からでも遊びながら楽しく取り組めます。
数字遊びが楽しいと思うようになれば、数字と触れ合うことに対しても積極的になり、子どものモチベーションを高めることができます。算数が好きになることも期待できるでしょう。
算数の先取り学習ができる
幼児期から数字に慣れ親しんで、算数の先取り学習をしておくことは大切です。
簡単な足し算や引き算などの計算に慣れておくことで、小学生からの算数の授業も周りから遅れをとることなく、学習を進めていけるでしょう。自信を持って、意欲的に学習に取り組める姿勢へつながっていきます。
学習習慣をつけやすい
学習習慣は、毎日行うことで自然に身についていくものですから、幼児期から始めておくと良いでしょう。
学習習慣が身についていれば、小学校の宿題や復習なども前向きに取り組んでいけます。幼児向けのドリルや学習教材がありますので、簡単なものから始めてみましょう。
数字が好きな子どもを伸ばすおすすめ玩具
数字が好きな子どもにおすすめの玩具を紹介します。もちろん子どもによっては合う合わない、気に入る気に入らないがあると思いますが、無理強いさせることなく、気になるものがあれば試してみてくださいね。
パズル
パズルは視覚的にわかりやすいので、気軽に取り入れやすい玩具です。大きなパズルを使って、数の概念や数え方を学びながら論理的思考力や問題解決能力を身につけていきます。イラストと数字のピースを合わせて、正解できればパズルがぴったりはまるなど、お子様にも理解しやすい内容で楽しめます。
積み木、ブロック
積み木やブロックは積み上げて遊ぶので、物を立体的に見る視点が養われ、図形などの計算をしていく上で大切な空間認識能力や創造力がつきます。
普段遊んでいるブロックを並べて「青のブロックは3個、黄色のブロックは4個あるね」と言いながら見せると数を認識しやすくなるのでおすすめです。慣れてきたら、足し算や引き算に応用してみましょう。
数字のカードゲーム
数字のカードゲームは、フルーツや動物などが描かれている幼児向けのカードで、楽しみながら数字の概念や論理思考力を身につけるのに役立ちます。
「1」「2」「3」と声に出してカウントアップしていくだけのゲームなど、幼児にも理解しやすいルールで楽しめます。また小学校低学年向けに、足し算の練習など計算スキルを身につけるカードもあり、年齢別に使い分けることが可能です。
時計のおもちゃ
デジタル時計がたくさん普及していますが、小学校では時計の学習があり、アナログ時計を使って時刻の変化に気づくことや時計の仕組みなどを学びます。
自宅にアナログ時計を設置したり、秒針が動かせる時計のおもちゃを活用して、幼児期から生活の中でアナログ時計に慣れ親しんでおくと良いでしょう。
数字が好きな子どもにおすすめの習い事
子どもの得意を活かして、将来に役立つスキルへつなげていきましょう。数字が好きな子どもにおすすめの習い事を紹介します。それぞれのメリットとデメリットも解説していますので、参考にしてください。
プログラミング
プログラミングは「ブロックを組み立ててロボットを作る」「ロボットをプログラムで動かす」「プログラムでゲームを作る」など、子どもが好きで興味を持ちやすいものを使って学べます。
また、プログラミングは作ってる途中で必ずエラーが発生してしまうものです。エラーを解決することで、自然と論理的思考ができて問題解決力が身につきます。
メリット | デメリット |
・論理的思考や問題解決力が身につく ・数学スキルがさらに伸びる ・クリエイティブな思考ができる ・将来に備えパソコンに慣れ親しむことができる | ・目の負担が大きい ・適切なサポートが必要になる ・危険サイトへアクセスするトラブルになる可能性も |
そろばん
そろばんは、習い事の定番として今の時代も数多くの教室があり人気の習い事です。算数が得意な子は計算も得意なので、そろばんに向いています。指先を使ってそろばんを動かしながら計算するので、脳へ良い刺激があることもメリットの一つです。
メリット | デメリット |
・計算力がアップする ・集中力を高められる ・右脳が刺激を受けるので、直感力や記憶力が身につく ・正解数など測るので、成長を目に見えて実感しやすい | ・そろばん自体は実用性に欠ける ・教室に通うタイプの集団授業が多い |
身につけられる計算力や頭の回転の早さはいろんなところで役立ちます。しかし、そろばん自体のスキルは現代では進学や入試でプラスにならないのはデメリットですね。
算数教室
算数教室は、算数をもっと深掘りして学びたい子どもにおすすめです。学校で習うよりも難しい問題にも挑戦していくので、計算力や応用力アップが期待できます。難しい問題に挑戦して答えを出せるという成功体験は、自己肯定感も高めてくれますよ。
メリット | デメリット |
・計算力や応用力がアップする ・興味(得意)を深掘ることが出来る ・集団学習で交流が持てる ・将来の受験対策に対応している教室もある | ・テストがプレッシャーに感じる ・他の子との競争がある ・個別対応している教室が少ない |
学習塾
学習塾は、子どもが得意な算数だけでなく苦手な教科も含めて総合的に学べるのでおすすめです。学校の授業で学んだことをさらに深掘りできるので、学校の成績アップが期待できます。
メリット | デメリット |
・学校の授業の補習に役立つ ・学習習慣が身につく ・個別指導の場合、子どもに合った学習ができる ・テストや進学のサポートがある | ・費用感は高めである ・勉強感が強くてつまらないと感じてしまう |
囲碁、将棋
囲碁や将棋は、相手の考えや動きを見ながら戦略を立てるために先を見通す力や判断力が必要です。算数も数種類の公式に当てはめて計算したり、文章題を想像して解いていくので発想力が必要になります。
算数が得意な子はじっくり考える力があり、考えることが好きなので囲碁や将棋はぴったりな習い事です。囲碁や将棋は習っている年齢層が幅広く、教室や大会などで様々な世代と交流するため、コミュニケーション能力も身につくでしょう。
メリット | デメリット |
・判断力が鍛えられる ・発想力や想像力が身につく ・コミュニケーション能力が身につく | ・集中しすぎると他の事が手付かずになる ・外遊びの時間が減ってしまう ・チームワークを学ぶことは難しい |
通信教材
通信教材は、可愛いキャラクターが学習のアドバイスや応援をしてくれたり、タブレット学習で楽しみながら学習できたり、幼児期の子どもたちが飽きずに学び続けられます。
メリット | デメリット |
・学習教材が豊富である ・お試し体験がある ・コストパフォーマンスが良い | ・親のサポートが必要 ・強制力がないので続けられない ・向き不向きがある |
算数は、苦手意識を持つ子どもが多いので、幼児期から遊びの中に取り入れて慣れ親しんでおくことが大切です。算数をきっかけに学習意欲が高まると、他の教科の学びも深めていけるでしょう。
ここまでご紹介したとおり「数字に興味がある子ども」は
等のメリットを得ることができ、様々な習い事にも挑戦しやすいでしょう。
しかし、家事・育児・仕事などもあるし、それにプラスして色々なことを追加していくのは大変、、、
分かった気がしてもポイントをおさえながら実際にするのは大変そう、、、
などのお悩みをかかえていませんか?
もっと手軽に、負担なく、「数字に対する子供の興味」を増やしてあげれたらなぁ、、、
と。
数字好きの子どもが喜ぶの要素が盛りだくさん。
さらに幼児期に学ぶ内容をまるっと学習できる。
そんな方法があったら試してみたくはありませんか?
などに加え、
さらにママ・パパは幼児教育の知識やスキルも身に付けられる。
そんなツールが「天神」幼児タブレット版です。
今なら自宅にタブレットが届く無料体験も受付していますので、ぜひ試してみてください。
幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
「幼児教育はまだ早い」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします。