小学1年生に塾は必要?楽しむことが最優先!勉強しながら「学ぶ環境」に慣れさせよう!
子どもが小学生に入ると、
と教育方針で悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。子どもは勉強に苦手意識を持つと、なかなか抜け出すことができません。そういったマイナスな面を少しでもなくし、勉強が好きになるように、また勉強に対する苦手意識をできるだけ減らせるように、塾に通うことは良い選択ではないでしょうか。この記事では、塾に通うことで得られるメリットやデメリットもしっかりとお伝えした上で、塾通いのポイントもお話ししていきます。
小学1年生(7歳)に塾は必要か
小学1年生から塾に通わせるかどうかは、保護者の皆さんにとってとても悩ましい問題ですよね。「まだ小さく、小学校に入学したばかりなのに塾へ通わせることが正解なのか」「のびのびと遊んだほうがいいのではないか」、子どもの将来を考えるからこそ、親としてどう選択したらいいのか悩む問題だと思います。ここでは塾に通う際に気を付けることをお伝えしていきますね。
塾に通う理由を明確にすること
何事を始めるときもそうですが、まずはどうして通うのか、その理由をしっかりと考えることが大切です。意味もなく「ただ周りの皆が通っているから…」と漠然とした気持ちで始めてしまっては、保護者であるあなたもお子様も目標を見失い、疲れてしまいます。例えば、ゆくゆくは中学受験を考えているから早いうちから塾へ通わせたいのか、学校の授業の予習復習のためなのか、勉強に苦手意識を持たず、好きになってもらいたいからなのかというような、塾へ通う理由をまずは明確にし、子どもと共有しておきましょう。
小学校何年生から塾を探すべきか
目的によって塾に通い出す時期は異なりますが、中学受験を目指す方の多くは、小学4年生ごろから進学塾と呼ばれる受験対策をしてくれる塾へ通い始めることが多いようです。また、次項の「小学1年生の教科の数」でもお話ししますが、小学3年生から社会と理科が加わって教科数が増えるため、予習復習などの理由で塾を検討する保護者の方もいらっしゃいます。子どもは、分からないところを分からないままにしておくと、勉強に苦手意識を持って勉強が嫌いになってしまうこともあります。そうした子どもには学年関係なく、早めに塾へ通い、学習をサポートしてもらうのも一つの手段です。
小学1年生の教科の数
小学1年生、2年生の低学年のうちは、学習指導要領(※1)に則った国語、算数、生活、音楽、図画工作、体育、道徳、特別活動の8教科と、特別活動(※2)と言われる、学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事などを指し、学級とは違う集団での活動を通して子どもが社会で生きていくために必要な協働性や連帯感を育むことを目的として行われる活動が学習内容です。
低学年のうちは国語と算数を重点的に勉強し、授業時間も他の教科より多く割いています。それは、今後の学習の基礎となるからです。基礎がスカスカだと、その上に積み重ねられる学習内容はグラグラになってしまいます。この基礎をしっかりと固めるために、塾に通うのもひとつの手だと考えられます。
※1 学習指導要領とは
学習指導要領における各教科等の目標及び内容の例
全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
※2 小学校学習指導要領 特別活動編とは
小学校学習指導要領 特別活動編とは
特別活動は,「集団や社会の形成者としての見方・考え方」を働かせながら「様々な集 団活動に自主的,実践的に取り組み,互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生 活上の課題を解決する」ことを通して,資質・能力を育むことを目指す教育活動である。
小学1年生から塾に通うメリット
「小学1年生から塾に通うなんて…」と思う方もいるかもしれませんが、低学年から塾へ通うことで得られるメリットはたくさんあります。ここでは、そのメリットについて、詳しくお話ししていきます。
学校の授業につまずきずらい
先取り学習を行う塾に通っている場合、塾で学習した内容が改めて小学校でも習えるため、授業を受ける際の気持ちに余裕が生まれます。結果、積極的に授業を受けることができ、勉強の理解度も高くなります。
学習習慣・基礎学力が身につく
高い学力を身につけるためには、少しでもいいので毎日コツコツと勉強することが大切です。小学校からももちろん宿題はありますが、小学1年生のうちはそう量も多くないでしょう。学校からの宿題に加え、塾の宿題もすることでさまざまな問題に取り組むことができるため、自然と基礎学力が育まれます。また、宿題をするため、学習習慣が身につきます。
勉強に対する自信がつく
塾では学校で勉強する内容の先取り学習や予習を分かりやすく丁寧に解説してくれるため、勉強への理解度が高くなります。するとテストでいい点がとれる→勉強に自信が持てる→勉強への苦手意識がなくなる→学習意欲が高まる→自ら進んで勉強する、といういい循環が生まれます。学ぶこと、考えることが好きになると、それに比例して学力もどんどん上がっていくでしょう。勉強に対する自信が、自分への自信となります。
塾の雰囲気に慣れる
中学受験を視野に入れているなら、低学年のうちから中学受験を前提とした塾に通っておくことで、その環境に慣れることができます。塾とは、普段通っている小学校とは全く異なる環境のため、適応能力の高い低学年のうちから通い、雰囲気に慣れておくことで小学4年生で受験勉強が本格化する際、スムーズに受験勉強へ取り組めます。小学4年生から通い始める子どもの中には、塾に慣れるまでに時間がかかって勉強に集中できなかったり、塾に馴染めなくて辞めてしまう子どももいます。これらの懸念材料を払拭したいと考えるのなら、早めに塾に通うのもひとつの手です。
学校とは異なるコミュニティが出来る
塾とは、いろいろな小学校の子どもたちが集まって勉強するため、単純に子どものコミュニティが広がります。さまざまな人と関わることで子どもの視野が広がり、いい刺激を受けることができます。また、同じ環境で勉強に取り組むため、お互いに励まし合い、教え合いながら、ともに成長していく仲間ができるでしょう。
小学1年生から塾に通うデメリット
では反対に、小学1年生から塾へ通うデメリットとは何なのでしょうか。塾へ通うというのは、子どもにとっても親にとっても大きな決断です。後悔のないよう、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
学校の勉強をしなくなる
塾では、学校で学習する内容を先に先にと勉強していきます。そのため、学校の授業ではもうすでに理解している範囲をもう一度勉強することになるため、かんたんに感じて真面目に授業をまじめに受けなくなる可能性も十分に考えられます。もうすでに分かっているので授業がおもしろくなく、授業に関係のないことをしたりして授業を妨害することもあるかもしません。
勉強が嫌いになる可能性がある
小学生になったというだけでもとても大きな環境変化が子どもには訪れているのに、さらに環境の違う塾に通うというのは、子どもにとってとても大きな負担になります。小学1年生はまだまだ体力がなく、学校で1日すごすだけでも精一杯です。このような大きな環境変化や身体的負担が重なり続けることで、勉強が嫌になってしまうことも考えられます。
友達と遊ぶ時間がなくなる
小学生低学年のうちは、友だちとたくさん遊んで社会性を身につける時期でもあります。いろいろなところへ行き、さまざまな事柄に触れ、好奇心を養い、あらゆる分野に興味を抱いて行動できるようになるための時期です。遊ぶ時間もないほど勉強漬けにするのではなく、友だちと遊ぶ時間も子どもにとっては必要な時間と考え、子どもに息抜きをさせてあげましょう。子どもの気持ちや体調などを見ながら、塾へ通う頻度を調整することも必要です。
小学1年生の塾通いのポイント
メリット、デメリットを踏まえたうえで塾に通うことを決めた保護者の皆さんへ、有意義な塾通いの生活を始めるために、これからお話しする3つのポイントを、ぜひ参考にしてみてください。
結果を目的にしない
小学生低学年の塾通いで大切なのは、いかに楽しく勉強できるかどうかです。塾によってはテストがあり、点数によって成績が目に見える形で評価されることもあるでしょう。しかし、低学年のうちは成績に左右されず、子どもが楽しく塾に通えるようにサポートしてあげましょう。低学年のうちはテストでいい成績が残せなくても、高学年で伸びることもあります。その逆もまた然りです。目先の結果に惑わされず、「今日も楽しそうに塾に通ってるな!」とおおらかな気持ちで、子どもの成長を見守ってあげましょう。
環境に身を置いて楽しむ
前述でも述べましたが、塾へ行くにしろ家庭学習をするにしろ、身をおいている場所で勉強を楽しむことが学習の定着をより促します。 ここでは塾での学習を前提としてお話しますが、塾での勉強を楽しめているかどうかどうかは、今現在の学習方法や学習場所が子どもに合っているかどうかの判断基準にもなります。お子様の様子をよく観察しましょう。
強要して無理に通わせない
低学年の子どもの塾通いで最も注意したいのが、『強要しないこと』です。「勉強しなさい!」「宿題しなさい!」と勉強に厳しくしすぎると、高学年ごろになるころには反発心が膨れ上がり、勉強しなくなることも考えられます。小学1年生に学習習慣がないのは当たり前です。子どもが、勉強することを楽しめるよう、環境を整えてあげることが大切です。
まとめ
「小学1年生のうちから塾に通わせるなんて早すぎる」などと否定的な意見もあると思いますが、これまでお読みいただいたように、低学年から塾に通わせるメリットはたくさんあります。勉強の時間と遊ぶ時間のバランスを、子どもに合うように保つことが大切なのではないでしょうか。そうすることで、勉強にも身が入って、楽しんで取り組めるようになるはずです。今回の記事が、より良い通塾ライフを送る際の参考になれば嬉しいです。
塾が必要かどうかは、年齢でなくその子の性格にもよります
学校外の勉強時間が必要かどうかは、その子どもの性格にもよります。子どもの学習は塾に限らず、家庭教師や、個別指導塾、通信学習など学び方は様々です。「何か手を打たなくてはッ!」と焦るあまり、子どもの気持ちを置き去りにした行動をとっていませんか?子どもが勉強する上で大事なのは
です。とは言え、上記2つの条件を満たすのはなかなか難しそう、、、とお悩みの保護者様
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