【面接対策】小学校受験に合格するための、子どもにぴったりな「家で出来るお手伝い」を紹介します!

お家で子どもに、どのようなお手伝いをさせていますか?

小学校受験の面接では、家庭での「お手伝い」について聞かれることがあります。お子様が受験を控える年齢になり、慌ててお手伝いについて考えている保護者の方もいるでしょう。この記事では、小学校受験の面接で役立つお手伝いのポイントやメリットについて解説していきます。

目次

小学校受験の面接で「お手伝い」をするか聞かれる理由

小学校受験の面接で「お手伝い」をするか聞かれる理由

家庭での「お手伝い」は、子どもの経験や家庭の在り方が見えるため、小学校受験の面接で聞かれやすい質問だと言われています。

面接官は子どもに、家でどんなお手伝いしているか聞くことで、子どもはお手伝いを通してどのような経験・体験をしているかを見ています。親はどのようなスタンスで子どもにお手伝いをさせているか、子どもの興味や成長、つまずきが見えているかなども判断材料になるでしょう。

面接官が良いお手伝いをしていると感じることは、親が子どもをしっかり見守り、発達を促している家庭であり、それによって子どもが成長しているということです。つまり適切なお手伝いをすることは、子どもの成長に大きなメリットがあるということになります。

お手伝いで伸ばすことが出来る力

家庭内でのお手伝いとは、子どもが日常生活の中で様々な活動に参加することです。お手伝いには、心身ともに大きな成長のチャンスが散りばめられています。

たとえば洗濯物を畳んだり、お風呂掃除をしたり、年齢に応じたさまざまなお手伝いがあります。大人と同じようにやってみようと意気込んだり、おもちゃではない本物を扱う緊張感から、手先の器用さや巧緻性を発達させ、指示に従うことで集中力を高めることも可能です。

大人に「ありがとう」「助かった」と感謝を伝えられて、自分の能力を肯定的に評価することもできるでしょう。

また、お手伝いを通じて、問題解決能力や思考力も鍛えられ、自分がしたことが家族にどのような影響を与えるかを理解することもできるようになります。

子どもにさせるお手伝いの例

では、小学校入学前の子どもにはどのようなお手伝いが合っているのでしょうか。ここでは小学校面接の対策だけに留まらない、子どもの成長を促すことができるお手伝いを、厳選して7つ紹介します。

皿洗い・料理・配膳

キッチンに立つお手伝いは、家事を時短で済ませたい忙しい親にとって、ハードルの高いお手伝いですよね。しかし、皿洗いや料理は、道具を使って慎重に手先を動かすことから、巧緻性という手先の器用さを発達させるお手伝いのひとつです。小学校受験の面でも、親が時間を割いて子どもに台所仕事を経験させているという印象につながりやすいとされています。

キッチン関連のお手伝いで気を付けたいのは、自分の食べた食器を下げるのは「身の回りの生活習慣」であって「お手伝い」ではないということです。

洗濯物たたみ・収納

洗濯物を畳むお手伝いは、単純作業でありながら達成感が得やすく、年齢が低いうちからでも取り入れることができるため、お手伝いの第一歩におすすめです。

最初はタオルからスタートし、洋服を畳む、靴下を丸める、など少しずつ複雑な動作になるでしょう。タオルや服を畳むことは幼稚園や保育園、そして小学校でも必要になるため、家庭でお手伝いとして経験しておくと安心です。また、畳んだ後に収納するところまでできるようになると集中力アップにもつながります。

雑巾がけ

現代の子どもができないといわれていることのひとつに、雑巾絞りがあります。床や窓を拭くのに雑巾を使う家庭も減っており、子どもにとっても経験する機会が少ない活動ではないでしょうか。

雑巾を絞る動作は両手を連動させる必要があり、床拭きも両手で身体を支えながら進むため、難易度の高いお手伝いです。すなわち、子どもが「雑巾を絞って雑巾がけができる」ということは、今の時代であっても子どもの発達のために必要な動作を経験させているという評価につながります。

買い物・荷物運び

買い物への同行や荷物運びは、一見簡単そうですが子どもの経験のためには重要なお手伝いです。スーパーで旬の野菜や果物を見て実体験として知ることができたり、値段を見て金銭感覚も養われます。

荷物は形や大きさによって持ち方が変わるため、固有受容覚という重さや力の入れ具合を感じ取る感覚の発達を促すこともできるでしょう。重たい荷物を最後まで運ぶことができれば、達成感も生まれやすいお手伝いのひとつです。

ペットの世話・植物の水やり

ペットを飼っている家庭であれば、餌やりやケージの掃除などのお世話も立派なお手伝いになります。生き物のお世話は毎日しなければならず、継続する力や責任感が必要です。

植物の水やり、とくにお花の水やりもおすすめです。成長する様子を観察したり、花が咲くことの喜びを感じられるでしょう。ペットを飼えない家庭でも導入できるところがポイントです。

どちらも命あるものに対する思いやりの心が育まれるお手伝いといえます。

お風呂掃除

お風呂掃除は、水遊びに近い感覚で楽しみながらできるお手伝いです。シャワーを上手に扱ったり、しゃがんでスポンジを使ったりなど、足腰を鍛える活動にもなります。

また、家族のためになったと実感できる点もおすすめのポイントです。自分の手で家族が快適に過ごせる環境を作ったという満足感を得られます。子どもが自己肯定感や責任感を育む良い機会となるでしょう。

お手伝いをさせるための4つのステップ

お手伝いをさせるための4つのステップ

では実際にお手伝いをスタートするためには、どのようなステップがあるのでしょう。

ここでは簡単に4つのステップに分けて紹介していきます。

STEP① 年齢に合ったお手伝いを探す

お手伝いをスタートする年齢によって、その発達段階にあったお手伝いの内容を精査する必要があります。最初は子どもが興味を持った家事をお手伝いにすると、意欲的に取り組みやすいです。

その場合も家事のどの部分をお手伝いにするのか、どこまで任せることができるのか大人の判断が必要になります。最初にしっかりとお子様の年齢と家庭状況に合わせたお手伝いを選ぶことで、スムーズなお手伝いデビューができるでしょう。

STEP② 大人が手本を見せる

普段から大人の様子をよく見ている子どもでも、実際にやってみようとすると手順がわからなかったり、うまくいかなかったりするものです。

自分で考えてやってみることが大切という場合もありますが、ここでの目標は「お手伝いを楽しいと思ってもらうこと」「できたという喜びを感じて継続する意欲をもつこと」になります。最初は大人ができるだけ丁寧に手順を見せて、安心して始められる環境を整えることが大切です。

STEP③ 本人にさせる

失敗しないようにと、つい手や口を出したくなることもあるでしょう。しかし何度か一緒にお手伝いに取り組んだ後は、危険がある場合を除いて見守りに徹することをおすすめします。

子どもが自ら問題を解決しようとする機会を与え、その過程で子どもが助けを求めてきたら、適切なフォローを行うことが大切です。

STEP④ 終わったら感謝の気持ちを伝える

お手伝いが完了したら、「ありがとう」「助かったよ」など、感謝の気持ちを言葉や表情ではっきりと伝えます。このとき、時間がかかったり手順が違ったりしてもいいので「できた部分」に注目して褒めることがポイントです。子どもは今までやってこなかったことに挑戦しているので、できない部分を責められると「じゃあもうやりたくない」という気持ちになってしまうかもしれません。

お手伝いをすることで家族が喜び、自分も褒められるというポジティブな環境が子どもの自己肯定感を育みます。

子どもにお手伝いをお願いするときのポイント

子どもにお手伝いをお願いするときのポイント

次に、子どもにお手伝いをお願いする際に気をつけたいポイントについて解説します。ここに紹介するポイントを意識することで、お手伝いの質がよりよいものになるでしょう。

ご褒美で釣らないこと

お手伝いができたら〇〇を買ってあげる、などのご褒美で釣ることは、できれば避けましょう。お手伝いは家庭内の家事を分担することです。ご褒美をもらうことが目的にならないように、最初に家族でルールをしっかり決めるとよいでしょう。

継続のモチベーションのために、カレンダーにシールを貼ることが有効な場合もありますので、適宜使い分けるとよいでしょう。

お手伝いを強要しないこと

お手伝いは毎日行うことが大切ですが、嫌がることを無理にさせる必要はありません。

強要してしまうと「お手伝いは嫌なもの」と認識してしまう可能性があります。子どもがやりたくないという場合は、ほかのお手伝いを考えたり、どんなお手伝いであればできるか子どもと一緒に考えてもよいでしょう。お手伝いを取り入れる際、子どもの時間に余白があるかを確認することも大切です。習い事や勉強などスケジュールがいっぱいの場合、そもそもお手伝いを受け入れる余裕がないのかもしれません。

児期のうちは遊びも大切な学びです。子どもの様子と家庭状況をよく考えてお手伝いの導入を決めるとよいでしょう。

お手伝いの質にこだわらないこと

お手伝いを取り入れ始めたばかりの時期はとくに、質を求めすぎないようにすることがポイントです。多少のできていない部分には目をつぶり、家族のために頑張ったという事実を褒めるようにします。

年長になると、身体の動かし方や手先の器用さも成長し、ある程度大人が修正しなくてもよいレベルでお手伝いできるようになります。ポジティブなフィードバックをしつつ、少しずつ質を上げるような声掛けをしていくとよいでしょう。

楽しんでできるよう意識すること

一番大切ともいえるポイントが、お手伝いを「楽しむ」ことです。

・お礼を言われて嬉しい
・できたことを褒めてもらえる
・家族のために自分が役に立った

など、お手伝いをすることで心がわくわくするような楽しい体験ができると子どもが感じることが、継続につながります。気をつけたいのは、楽しむこととふざけることは違うということです。ふざけてしまう場合は一度お手伝いの場から離れ、落ち着いてから再開するなどの対応が必要になります。

まとめ

子どもにとってのお手伝いは、身体の発達や自己肯定感を成長させる素晴らしいチャンスです。最初は失敗もあるかもしれませんが、その過程で学ぶことは大きいです。

まずはお子様が楽しんで取り組めるようなお手伝いを見つけるところから始めてみましょう。そして、お子様の成長や努力を見逃さず、たくさんの褒め言葉を贈りましょう。お手伝いを通して育んだ力や、家族の絆が、結果として小学校受験の面接での結果につながるはずです。

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