株式会社タオはSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて取り組んでいます。
SDGsとは2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のことで、「地球上誰一人として取り残さない」ため、17の目標と169のターゲットを達成することを目指した世界的な取り組みです。
以下に、株式会社タオによる、SDGs達成のための具体的な取り組みをご紹介します。
※SDGs(持続可能な開発目標)に関する詳細は、以下をご覧ください。
学習教材「天神」を通じての取り組み
個性・多様性を認め、あらゆる子どもたちの学力や発達状況に応じた学習を
学校では「他の子と違うことを良しとしない風土」が根強く残っています。他のみんなと「一緒の内容」を「一緒のペース」で学習することが求められます。学校の集合教育だけでは、授業に付いていけない子どもや遅れを感じる子どもたちをフォローできていません。
私たちは「学力や発達状況は人それぞれに違って当然である」と考えます。
学習教材の「天神」はどのような学力の子でも「ちょうど良い」内容をスモールステップで学習できるように設計されており、性別や年齢はもちろん、得意・不得意、学力や発達の凸凹、発達障害の有無などにかかわらず、その子に合った学習機会を実現します。
学習に遅れがある子どもたちの保護者様からの問い合わせは直近5年で3倍以上になっており、私たちはこうしたご家庭に最適な学習環境を提供しています。また、病気や障害などで学校へ行けない子どもたちを支援するため、病院やクリニックなどへの無償提供も行っています。
将来イキイキと働くため土台形成をサポート。自己肯定感を高め自信を育てる学習
自分に合う内容を適切なペースで学習できない環境に置かれると、子どもは「自分は勉強ができない」と感じるようになります。これは、自己肯定感や自信の低下、学習機会の損失を招きます。さらに、将来仕事に就くにあたっての選択肢を狭めることになり、貧困の要因にもなりかねません。
学習教材「天神」は、得意なものは先に進み苦手なものは戻って学習できる仕組み(特許取得済)を通じ、それぞれの子に適切なレベルで学習できる環境を提供します。また、一問ごとに褒めてあげる仕組みを用意することで、子どもの自己肯定感・自己効力感を高め、自信の醸成を助けます。
諸外国に比較して日本の子どもたちは自己肯定感が低い傾向にあることがわかっており、株式会社タオではこの状況改善に貢献したいと考えています。
世界中どこでも勉強できる学習環境を。インターネット不要のデジタル学習
住みたい国やまちで暮らす。そのためには、自由に学習できる環境が不可欠です。近所に学習のための塾や教室などがない、障害などの事情で外出ができない、仕事や家事による多忙で子どもを教える時間がない、こうした理由で質の高い教育が受けられないのは悲しいことです。私たちは学習教材の「天神」によってどこでも高品質の学習ができる環境を提供することで、住む場所の選択肢を増やします。
デジタル教材の多くはインターネットを必須としますが、「天神」はインターネット不要で学習できます。海外ではブロードバンド環境が整備しづらいところや通信を規制されるところがあるため、海外でも日本語で質の高い教育をしっかりと続けたい方が、「天神」を日本からもっていかれています。
社員およびステークホルダーに対する取り組み
ワークライフバランスの確立を
株式会社タオでは、ワークライフバランスの確立や男性の育児参加促進もジェンダー平等に貢献すると考えて取り組んでおります。
例えば、有給休暇は半日単位での取得に対応しています。子どもの病院付添や呼び出しなどの急用、翌日からの旅行に備えて…など使い方はもちろん自由です。
勤務時間に関しては、時短勤務での採用にも対応し、定時退社を推奨・啓蒙しております。
従業員に心地よい労働環境を目指して
株式会社タオの「世界中の人々の自己実現を支援する」という使命はお客様に限った話ではありません。顧客満足は社員が幸せでなければ実現できないと考え、社員の労働環境改善に取り組んでいます。下記は一例です。
- 「ありがとう」を可視化して形に残す「Thank youカード」を社員間で送り合う
- 定年後であっても希望があればシニア社員として採用し継続勤務に対応
- 社員それぞれの誕生日を特別休暇日に設定
いのちの大切さを伝える活動を支援
小学校から大学までの各種教育機関やNPO法人などにおいて、無償で講義・講演を行っています。
また、赤ちゃんとの触れ合いを通して命の大切さを教える活動を行うNPO法人へ、スポンサー活動などの支援をしています。